創元推理文庫<br> ヴァンプドッグは叫ばない

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創元推理文庫
ヴァンプドッグは叫ばない

  • 著者名:市川憂人【著】
  • 価格 ¥1,300(本体¥1,182)
  • 東京創元社(2026/07発売)
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  • ISBN:9784488406257

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内容説明

U国MD州で現金輸送車襲撃事件が発生。襲撃犯一味のワゴン車が乗り捨てられていたのは、遠く離れたA州だった。応援要請を受け、マリアと漣は州都フェニックス市へ向かう。警察と軍の検問や空からの監視が行われるが、真の理由は研究所から脱走した、20年以上前に連続殺人を犯した男『ヴァンプドッグ』を捕らえるためだった。だが、彼の過去の手口と同様の殺人が次々と起きてしまう。一方、フェニックス市内の隠れ家に潜伏中の襲撃犯五人は、厳重な警戒態勢のため留まっていたが、一人が殺され……。/解説=若林踏

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

火の壁

23
トリックが緻密ではあるんだけど、さすがにハウダニットに寄せすぎてる感が否めず、トリックのネタバラシ後に真犯人と(唐突気味に)動機が明らかになる構成なので、ページ量の割にはどこか軽い印象を感じてしまった。ホワイダニットに関する伏線が序盤中盤にもっと散らばっていれば印象は変わったかも。とはいえ、ウイルスのコンセプトは不気味さに溢れていて、やっぱり発想は面白い。2026/08/19

numno1

12
連続殺人の時系列が違うのだろうなあ、とは思いましたが(誰でも思う)、それを成立させているトリック含め、これでもかというくらいのてんこ盛りで、推理はおるか理解が追いつくだけでも大変なレベルでした・・いや、それがいいんですが😇2026/08/15

elf51@禅-NEKOMETAL

10
警部マリア-九条漣シリーズ第5弾。このシリーズは無国籍+雑な女性警部&冷静な日本人部下の刑事が主人公なのがいい。ヴァンプドッグ,吸血鬼と狂犬病を組み合わせたアイディがなかなかよく。ゾンビ映画好きな方だけど血を吸うって気味が悪いな。ホラーと二転三転する推理ドラマもバランスさせた力作。細かく伏線も入れられているが,その分,最後の犯人による謎解説が長いかも。前作の登場人物がリンクして出てくる。前作から読むと面白味は増すかと。マリアの過去の恨みに繋がる人物も出てきて,次回作も期待される。2026/08/31

lucifer

10
マリア&蓮シリーズ5作目。伝説の殺人鬼“ヴァンプドッグ”が脱走し次々と殺人を行う。ほぼ同時期に起きた現金輸送車の襲撃事件、フェニックス市に逃げた犯人一味の潜伏先で殺人が起きる。2つの事件が交互に展開というのはいつものパターン。ただ、いつになくオカルティックな様相が良い。化学要素やら過去作からの登場やら、シリーズ読み続けてきたからこそのお楽しみもあったし、なんていっても“ヴァンプドッグ”とは一体なんなのか、どういうことなのかが面白い。もちろん、私はまたスッカリ騙された。2026/07/28

Satoshi

10
◎マリア&漣シリーズ、面白かった。住んでいる世界とは少し進化が異なるパラレルワールドで起こる事件。今回は吸血鬼?ヴァンプドッグがモチーフ。犯人と思われるサイドの回想とマリア達の事件解決編が交互に描かれる。思わせぶりな人は犯人ではない!が、誰が犯人かわからず…毎回どんでん返しで、SF部分が解決に深く関わるところが惹かれる。2026/07/25

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