生きものは遊んで進化する

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生きものは遊んで進化する

  • ISBN:9784309310015

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内容説明

動物だって「遊び」が大好き! 飛行機ごっこをするゴリラの親子、スノーボードをするカラス、空きボトルで遊ぶタコ、ボールを転がすマルハナバチ……。生物の心と進化の秘密に迫る!

【動物たちも「遊び」が大好き! おどろきの実例多数!】
山極壽一氏(霊長類学者・人類学者/総合地球環境学研究所所長)
「動物たちの遊びは隠されていた自然の本質と幸福の源泉を教えてくれる」

フランス・ドゥ・ヴァール氏(動物行動学者)
「著者は遊びという行動の豊かさを、そして私たちが他の種が楽しんでいるのを見ると心が浮き立つ理由を説明してくれる」

飛行機ごっこをするゴリラの親子、
スノーボードをするカラス、
漂うボトルを操るタコ、
ボールを転がすマルハナバチ、
種をまたいで遊ぶイヌとウマ……。
自然界にも「遊び」が満ちている。
生きるのに直接役立ちそうもないのに、いったいなぜ?
私たちの心と進化の秘密に迫る!


装幀:大倉真一郎
装画:Akimi Kawakami
原題:KINGDOM OF PLAY: What Ball-Bouncing Octopuses, Belly-Flopping Monkeys, and Mud-Sliding Elephants Reveal about Life Itself (2024)

●目次

はじめに
いくつもの謎/遊びの特徴は自然選択の特徴である

第1章 ボールを弾ませるタコ――遊びとは何か?
第2章 カラハリ・ミーアキャット・プロジェクト――遊びをめぐる仮説
第3章 でんぐり返しをする子ブタと宙返りをするサル――不測の事態に備えたトレーニング
第4章 「ちょっとラットをくすぐってみよう」――遊びの神経科学
第5章 礼儀正しいイヌ――協力のための競争、競争のための協力
第6章 モリツグミの歌、セグロカモメのお手玉、ニワシドリのアート――遊びは文化の芽
第7章 ミームとドリーム――夢は体のない遊び
第8章 遊びの進化
第9章 独創的なゴリラ――自然選択における遊びの驚くべき役割
第10章 遊ぶ動物――動物であるとはどのような感じか

エピローグ 遊び、生命、森羅万象

謝辞
文献表

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

まいこ

14
様々な生物が遊ぶ理由について、狩りの練習や絆づくりのためという従来の説では説明できないようだ。単に「楽しいから」意図的にピンチを作り出し、それを克服する快感(セルフ・ハンディキャッピング)を楽しんでいるのかも? 目的のない無駄な活動に見える「遊び」が、実は不測の事態への備えになり、やがて文化や社会性、そして進化へつながっていく? そのプロセスは自然選択とも似ていて、生命の本質とは遊びとも言えると。 様々な動物の遊びの実例は興味深かったけれど、それが自然選択と似ていると言われても意味がわからんかった。2026/05/20

おだまん

6
リチャード・パワーズ、プレイグラウンドからの。2026/03/29

pushuca

4
動物の遊びという問題を、豊富な実例と仮説で、体系的に捉えようとしている。その姿勢には共感出来た。2026/04/23

Go Extreme

3
従来:動物=生存+繁殖→遊び=無駄+リスク↓ 実例:カラス+雪=滑走・タコ+瓶=噴流・ハチ+球=転がし・ゴリラ+親子=飛行機↓ 本能+狩り⇔遊び→遊び=利益マイナス?否↓ 遊び=喜び+幸福↓ 過程:試行+失敗→経験+学習↓ 変化+未知→柔軟+適応↓ 脳+心→刺激+成長↓ 結論:遊び=発見+革新↓ 真理:生命マイナス遊び=停滞+限界↓ 生命+遊び=進化+未来・完2026/04/26

Sosseki

1
動物がどのように遊んでいるのかを期待していたが、そのような内容ではなかったし、写真や図があるわけでなく、実際にどう遊んでいるかさえよく分からなかった…。動物も遊ぶ、遊びは有用で、有意義だいうことを言いたいのだろうが、動物と人間には越えられない壁があるという西洋(?)の土壌があり、未だになかなか言えない、受け入れられないことのようだ。2026/04/23

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