講談社現代新書<br> 新しい日本地理 地図・統計・移動から読み解く

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講談社現代新書
新しい日本地理 地図・統計・移動から読み解く

  • 著者名:重永瞬【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 講談社(2026/06発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~7/26)
  • ポイント 350pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065437261

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内容説明

日本は「東西」で語れるのか?
「中部地方」は存在するのか?
何が「裏日本」をつくったのか?

私たちが知らない〈この国のかたち〉
日本列島って、こんなに面白かったのか!!!
【フルカラー&図版100点以上収録】

分けて、つないで、知的興奮……
日本の見方がガラリと変わる
まったく新しい地理学入門!

【本書のおもな内容】
◆都道府県ランキングが隠すもの
◆マクドナルドを「マクド」と呼ぶのは関西だけではない
◆西日本で見られる「納豆人気」の謎
◆プロ野球や進学先から見える「地域構造」
◆地政学と国土計画の意外なつながり
◆台風や黒潮が「南海日本」をつくった?
◆地域の盛衰は「交通」で決まる?
◆「瀬戸内海」はいかにして発見されたのか?
◆なぜ九州は出生率が高いのか? ……ほか

「地域区分は、一見すると地域を『分ける』試みのようでありながら、実はそれと同じくらい『つなぐ』営みでもある。何らかの共通性を持つからこそ、異なる地域が同じ区分として括られる。新しい地域区分を考えることは、はるか遠方のどこか、そしてそこに住む誰かに対して想いを寄せることでもある。日本列島のあちこちに築かれた地方ブロックの壁を飛び越え、遠く離れた場所との新たなつながりを見出すこと、それがこの本の目的である」――「はじめに」より

目次

●第1部 日本はどう分けられる?
第1章 日本は「東」と「西」に分けられるのか?
コラム1 関西なのに東京式アクセント?――「言語島」の謎
第2章 「札仙広福」と地域ブロック幻想
コラム2 地政学と国土計画のつながり
●第2部 何が風土をつくるのか?
第3章 何が「裏日本」をつくったのか?
コラム3 地政学界のタブー?「環境決定論」とは
第4章 黒潮がつくった「南海日本」
コラム4 地域の盛衰は交通で決まる?
第5章 「中央日本」の物流と産業
コラム5 「瀬戸内海」の発見
●第3部 移動が変えるもの、変えないもの
第6章 出生率はなぜ「西高東低」になったのか?
コラム6 出生率の統計マジック――「テンポ効果」とは?
第7章 移民から見た日本の「西」と「東」
コラム7 「北」への移住/「北」からの移住
第8章 「地域区分」とは何か
地図から日本を考えるための10冊

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

96
従来から地図を見るのが好きでしたがこの本はまれにみるすばらしい本であると思いました。日本の国土の分析方法が従来にない画期的な感じがしてしかも図表や絵がカラフルで分かりやすさがあります。出生率の話など今までにない観点から分析されています。また歴史的な点からも分析されていて新書ではなくもう少し膨らませて教科書的な感じにしたものを再度読みたい気がしました。2026/07/21

skunk_c

81
人生の2/3を「地理屋」として過ごしてきたが、本書は絶品と思う。著者はおそらく20代末と思うが、これだけきちんとした日本に対する地域論をものすとは素晴らしい。きちんと統計に向き合い、地域をどう区分するか(実はこれが地理の醍醐味でもあり難しさでもある)について、真っ向から立ち向かっている。様々な「俗説」批判も妥当だし、各章の切り口も楽しめた。惜しむらくは地域の出生率を分析する際に、その地域の年齢構成が捨象されていたことかな。何カ所か間違いもあったが版を重ねているようなので、版元には連絡済。即教材になりそう。2026/07/20

とも

22
​日本地図を眺めながら、地域がこれまでどう分けられてきたのか、そしてどう分けうるのかを様々な角度から紐解く考察の本。 「東西を分ける」だけでも、多様な視点が存在する。ほか「南海日本」という壮大な構想(幻想?)や、「中部地方は本当に存在するのか」といった問いかけが面白い。 読み終えた後、地図帳を開くのが楽しくなる一冊。2026/07/24

さとうしん

19
三重県が時に近畿ではなく中部地方に配されるということを意識しつつも、今まで日本の地域区分自体は自明のものと思っていたが、地域区分ひとつ取っても裏日本、南海日本、中央日本など、いろんな分け方ができるんだなと感じた。地域区分と関連して方言や出生率、移民の状況なども取り上げており、おもしろい。2026/06/29

A.T

18
冒頭の関西・関東の味のボーダーラインはどこにあるか…などは正直言って蛇足かな。テレビの旅番組ほかでも出尽くしてだしガラ状態。ある一線を越えたら、ガラリと地域の雰囲気が変わるというのはよくあるし、知ると面白い。そこに着目した最初の人が、雪国や伊豆の踊子を書いた川端康成。新潟県糸魚川市の親不知の断崖絶壁は知らなかった。歴史の変遷によって地理区分の特長が変化してる事実は、今後も変化し続ける予感が。2026/07/24

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