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内容説明
日曜劇場『VIVANT』(第1期、TBS系)の監修もつとめた元警視庁公安部外事課の著者が、日本を舞台に繰り広げられるスパイ活動の実態を明かす。人知れず地べたを這うような地道な任務を続ける「公安捜査員」の日常、公安捜査員に必要な意外な資質、ドラマや小説で描かれるあのシーンのリアルとは? 外国人によるスパイ・テロ・犯罪行為を未然に阻止する組織の実像を具体的に描いた話題作に、新たに加筆し新書化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
25
元警視庁公安部外事課の著者が、日本を舞台に繰り広げられるスパイ活動の実態を明かす1冊。派手な銃撃戦やカーチェイスはほとんどなく、日常は大使館員の監視、尾行、素行調査、地道な作業が多い公安警察官の日常を描いていて、結婚や家族へのカミングアウト、マイホームへの嫌がらせなど、特殊な職務がもたらす私生活の歪みや、尾行中に遭遇する予想外の出来事はなかなかリアルで、ハニートラップの恐ろしさや外交特権を悪用する事例、テロ計画の未然防止など、日本の安全保障が水面下でどれだけ危うい均衡の上に成り立っているかを痛感しました。2026/07/13
ichi
9
【図書館本】ドラマ『VIVANT』で阿部寛演じる外事警察官でもある公安部外事課について。わかりやすく解説。ドラマでよく出てくるシーンは実際にあるのか?を面白く読みました。2026/10/10
Kasuke Fujita
9
公安部外事課が活躍するドラマを見て興味を持ち、本書を読了。普段の生活では接点がない組織なのでとても興味深い。事案が表に出ることはもはや失敗であり、発覚する前に完了させて犯罪の発生を予防することが使命とは厳しい世界。ましてや、同僚のことも知らされないとは。色々な事例が紹介されており、加えて在日大使館の外交官の事案に対応することは気を遣うことも。公務員は襟を正して清廉潔白な日常を送る必要がある大変さを痛感しました。2026/09/20
てくてく
8
様々な人や団体を監視する公安警察の活動を、おそらくは取り扱った事件の中でもかなり無難なものを選んで紹介しているエピソード集。外交官特権をめぐるやりとり、平時からコネクションを保っていることの大事さや事件事故に巻き込まれた外交官に関する事件処理など、トラブルをある程度無難なものにするためのやりとりが面白かった。他方、他人になりすまさなければならなかったり、家族に自分の仕事の詳細を伝えられなかったり家族が危険にさらされることもあることなど、かなり精神力が求められるハードな仕事であることを理解した。2026/08/05
金北山を仰ぎ観て育って
4
【前半が面白かった】「スパイに学ぶ...」「日本で唯一...」はオレオレ自慢満載だったが本作は謙虚、ただどこまでホントか?雑誌「選択」で身内から馬鹿にされてるとの記事あったが読者が期待する公安イメージをなぞり媚びてるのかと勘繰り始めるとキリがない内容ではあった。とはいへ外国人スパイの実態やハニトラの横行や公安の仕事の地味さとか興味深くエンターテインメントだとしても面白い。下半身の話題が沢山でかつやたらとリアル(例:アフリカ某国風俗店で遊んだ日本人)男の性は高リスクなんだろう、チャンスなど無かった己は幸運?2026/09/20




