内容説明
世俗化が著しい日本仏教にあって出家僧侶として生きる二人の、予定調和を排したストレート勝負の対談録。
本質として矛盾を抱え持つ存在である私たち人間の「生きる意味」「他者認識」「慈悲」等々を根底から問い直す、読み応え充分の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
13
視野の広い僧侶なのか、僧侶だから視野が広いのか?2016/02/05
maki_kus
4
とても興味深く読み進めました。著者のお二方はこの対談を「遊戯(ゆげ)」と書いておられたが、僕は読んでいる間、心が荒波に晒され続けている様な感覚に陥りました。繰り返し読む一冊になりそうです。2010/03/09
さっちも
3
ひじょうに切ない状況に置かれたときに人はどう考え、どう対処していけばいいのか。ほとんどの宗教は独自の道徳観で紋切り型に応えようとする。「これが正解!」があるから一神教たりえるし正しさも生まれる。しかし仏教は独自の認識と考え方の方法論をもとに、自分なりの答えをだしなさいとなる。「答え」はないから最適解を導くために「問い」続けるしかない。正しさなど一面でしかないのだから。これでいいのか、、、と問い続けるしかない。なにか一つの答えに安住することなく問い続けるしかない、そう思えた。誠実な人柄に敬服。今年のベスト2015/12/03
yuzuki
3
[☆☆☆]玄侑さんの懐の深さ、南さんの鋭さが際だつ対談集。お二人の知識の幅広さにただただ圧倒される。南さんの言葉は鋭いが故に、ところどころ危うさも散見される。2008/11/03
マサトク
2
禅門の碩学同士の対話がこれほどエキサイティングだとは思わなかった。全ページにわたって圧が強い。どこの部分をピックアップしても、漏れがもったいないと思ってしまうほどだし、これは繰り返し読むべき本なのだと思う。個人的には名著の類。2018/11/14
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