講談社学術文庫<br> ホメロスの世界

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講談社学術文庫
ホメロスの世界

  • 著者名:藤縄謙三【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 講談社(2026/06発売)
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  • ISBN:9784065440681

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内容説明

古代ギリシアの詩聖ホメロスと、その2篇の叙事詩『イリアス』と『オデュッセイア』。文学だけでなく、芸術と思想、道徳や人間観、社会規範など、西洋文明のあらゆる分野に影響を及ぼした「古典の中の古典」である。しかし、日本人にとっては読みにくく難解であり、挫折した読者は多いだろう。そんな「読まれざる古典」の世界を、古代ギリシア史の泰斗がやさしく案内する。
古代ギリシア人の著作の多くは、現在では世界的な古典になっているが、その古代ギリシア人自身の間で「古典」といえばただ1種類、ホメロスの叙事詩だった。ミュケナイ文明が崩壊し、文字の使用も途絶えた「暗黒時代」に、なぜこの傑作が朗誦によって残されたのか。著者は、ホメロスの奇跡的な天才だけでなく、それを支えた社会の構造も奇跡的だった、という。貴族と一般民衆の全体を聴衆とし、担い手としたからこその生命力を備えているのだ。
トロイア戦争における総大将アガメムノンと戦士アキレウスの「喧嘩」を発端とする50日間のドラマ『イリアス』。トロイア戦争に勝利し、故郷に凱旋するオデュッセウスの漂泊と冒険を描く『オデュッセイア』。神々と人間が入り乱れる物語の読みどころと、反映された史実、古代人の人間観が、この1冊で初めてわかる。1966年の初刊以来、半世紀にわたって読み継がれる定番解説書。〔原本:1996年、新潮社刊〕

目次
はじめに
第一章 ホメロスの背景
1 歴史的背景
2 吟遊詩人としてのホメロス
3 口承詩の筆記と原典の成立
第二章 『イリアス』について
1 アキレウスの怒り
2 アガメムノンの権力
3 アキレウスの友情
4 戦闘の栄光と悲惨
5 ヘレネの苦悶 
6 ヘクトルの責任感
7 プリアモスによる閉幕
8 英雄の条件
9 死者の魂の行方
10 オリュムポスの神々
11 詩的な宗教
12 比喩の世界
第三章 『オデュッセイア』について
1 戦後十年目の世界
2 英雄叙事詩と民話
3 オデュッセウスの冒険談
4 桃源境での三日間
5 漂泊の精神的意味
6 漂流地はどこか
7 テレマコスの活躍
8 王妃と求婚者たち
9 オデュッセウスの帰国
10 夫妻の再会
11 詩篇の背後にある現実の社会
第四章 古典としての価値

目次

はじめに
第一章 ホメロスの背景
1 歴史的背景
2 吟遊詩人としてのホメロス
3 口承詩の筆記と原典の成立
第二章 『イリアス』について
1 アキレウスの怒り
2 アガメムノンの権力
3 アキレウスの友情
4 戦闘の栄光と悲惨
5 ヘレネの苦悶
6 ヘクトルの責任感
7 プリアモスによる閉幕
8 英雄の条件
9 死者の魂の行方
10 オリュムポスの神々
11 詩的な宗教
12 比喩の世界
第三章 『オデュッセイア』について
1 戦後十年目の世界
2 英雄叙事詩と民話
3 オデュッセウスの冒険談
4 桃源境での三日間
5 漂泊の精神的意味
6 漂流地はどこか
7 テレマコスの活躍
8 王妃と求婚者たち
9 オデュッセウスの帰国
10 夫妻の再会
11 詩篇の背後にある現実の社会
第四章 古典としての価値
初版あとがき
第三版あとがき
解説 栗原麻子

索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

1
神=不死+絶対権威→永遠の傍観者👁️ 人間=必滅−無力⇔死の宿命☠️ 運命>神の意志→逃れられぬ悲劇🎭 限界状況+恐怖の直視=実存の覚醒⚡ 名誉の追求+美徳の発揮=自己超越✨ 他者評価=存在価値:恥の文化😳 生の有限性→一瞬の燃焼を極大化🔥 神の遊戯⇔人の真剣勝負=人間の尊厳獲得👑 過酷な世界における人間賛歌=普遍的な哲学🦉 我々人間は今日いかに強く生きるべきか?⏳ 死すべき運命ゆえに人は神よりも気高い=深い感動🌊 肉体の消滅−忘却の恐怖⇔叙事詩による記憶の継承📖2026/06/11

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