講談社学術文庫<br> 公と私

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講談社学術文庫
公と私

  • 著者名:溝口雄三【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 講談社(2026/06発売)
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  • ISBN:9784065437308

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内容説明

中国思想史の第一人者が描く「公私」に潜む数奇なドラマ!

中国における「公」と「私」は、日本語における「オホヤケ」と「ワタクシ」と同じものを指すのか――。
社会における基本的な二つの位相や領域、政治的な場面における基本的な二つの態度は、中国と日本でいかに異なっているのかを、古代中国から近代にいたる、言葉の歴史を辿ることで、「公共性」をめぐる議論に一石を投じる。

本書の原本は、1996年に三省堂「一語の辞典」シリーズより刊行されました。

目次

はじめに 

オオヤケの語源 
訓読と音読    
オホヤケの原義  
「ヤケ」の意味 
国語辞典での定義                      

公の語源                          
中国語の公                        
甲骨・金文の世界での公   
「私」のない世界  
公の概念について 

おおやけ・わたくし概念の特徴                
一人称としての「私」   
公のなかの「私」 
おおやけ領域とわたくし領域  

公私概念の特徴
平分と姦邪(ルビ:かんじゃ)                 
中国の公と日本のおおやけ                  
公私と倫理                  

近代の公 日本と中国
近代日本の公                   
公平の原理                      
天下の公理                      
中国の「理」 

公における日・中の共同性 領域の共同とつながりの共同
公と共同性      
領域の公      
つながりの公    
公私のけじめ 
中国人の公私観念

日本の私的所有と中国の共有制
日本人の私有意識 
中国の宗族制

個と共同
公と公界(ルビ:くがい)
「領域の公」と公平
日常的な「私」と社会的な「私」
政治的わたくしと「おおやけ事」 
解説(伊東貴之)
索引

目次

目次
はじめに
オオヤケの語源
訓読と音読
オホヤケの原義
「ヤケ」の意味
国語辞典での定義
公の語源
中国語の公
甲骨・金文の世界での公
「私」のない世界
公の概念について
おおやけ・わたくし概念の特徴
一人称としての「私」
公のなかの「私」
おおやけ領域とわたくし領域
公私概念の特徴
平分と姦邪(ルビ:かんじゃ)
中国の公と日本のおおやけ
公私と倫理
近代の公 日本と中国
近代日本の公
公平の原理
天下の公理
中国の「理」
公における日・中の共同性 領域の共同とつながりの共同
公と共同性
領域の公
つながりの公
公私のけじめ
中国人の公私観念
日本の私的所有と中国の共有制
日本人の私有意識
中国の宗族制
個と共同
公と公界(ルビ:くがい)
「領域の公」と公平
日常的な「私」と社会的な「私」
政治的わたくしと「おおやけ事」
解題(●●●)
索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

さとうしん

12
漢語としての「公」「私」と和語としての「おおやけ」「わたくし」概念とのずれから日中の「公」「私」概念の違いを説き起こす。議論に違和感を感じる部分もないではないが、日中の「公私のけじめ」の違いがモラルの問題ではなく単なる公私関係の違いによるものという説明などはスッと腑に落ちた。喩えとして反原発運動や沖縄の基地問題などを引っ張ってくるのも面白い。2026/06/12

Go Extreme

2
中国:公(天理/普遍)⇔私(私欲/個)🇨🇳 日本:公(権力/お上)⇔私(臣民/従属)🇯🇵 中国の公=万民の共有→道徳的正当性+大同思想🐉 日本の公=権威へ帰属→滅私奉公+官尊民卑🌸 核心:中国[公=普遍の理]⇔日本[公=特定権力]⚖️ 洞察:現代公共の再考→国家依存マイナス盲従=真の連帯+個の自律🔑2026/06/11

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