内容説明
2026年、没後100年を迎える建築家アントニ・ガウディ。そして長い時を経て主塔が完成し注目を集めるサグラダ・ファミリア。スペインバルセロナが誇るその壮大な聖堂から芸術性の高い邸宅群まで、ガウディ建築の真髄をビジュアルに解説します。「直線は人間に属し、曲線は神に属する」という独自の思想、模型を駆使した魔法のような工法、そして彼を支えた絆。神の領域に挑み続けた天才の生涯と創造の秘密が、この一冊でスッと頭に入ります。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
129
ガウディ没後100年の今年、今月6月に「イエス・キリストの塔」が完成する予定です。30年程前にサグラダ・ファミリアを一度観ていますが、完成したら再訪したいと考えています。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000805.000007916.html2026/06/01
☆よいこ
89
分類523。▽フルカラーふりがな無し。参考文献リスト有り。巻末にMAPあり。表紙写真は2024年のもの。ガウディがわかる本を検討中で折角なら完成したサグラダ・ファミリアが載っている本がいいのかとも思いましたが、十分な内容でした。chapter1でガウディの人物像の解説、chapter2で建築ギャラリーがあり、とてもわかりやすかった。年表や家系図、関係者の写真あり。建物の解説も各種エピソードが魅力的で、初心者も楽しく読めました。良本。特に100点以上の写真が圧巻。ふりがなが欲しかった。2026.6刊2026/08/03
朗読者
19
ガウディ研究者によるガウディ解説本。サグラダ・ファミリアは石やレンガを多用して背の高い塔を構築しているので、地盤反力が大きく、耐震性が低いはずだが、説明はなかった。骨格構造の特徴は、重くて引張力に弱い石やレンガを使う代償に、引張力の生じにくい放物線アーチ構造を多用していること。意匠の特徴は、尖塔やファサードなどの各所にテーマを持たせることや、光彩の入り方と骨格線の見せ方を工夫して空間美を創出すること。建築物全体でひとつの物語になっていることが稀有なんだな。2026/08/02
氷菓子
6
イエスの塔完成と、ガウディ没後100年で最近注目されているけれど、サグラダ・ファミリアの何がすごいのかというのを知らなかった私のような素人には、教会全体の構造や大まかな建築の軌跡を知ることができてよかったです。ニュースなどで見る時は灰色がかった全体像だけど、塔の先端や内部のステンドグラスは想像以上にカラフルだし独創的。遠目だと石の森のようで街や自然と調和しているのに細部がこんなにも華やかで明るいとは。一度は現地で見てみたいし、スペインに行くならガウディの他の作品も必見。2026/06/28
TTK
2
創造は、人間を媒介として間断なく継続しているが、人間は創造しない。人間は発見し、その発見から出発する。新しい作品をつくるため、自然法則を探求するものは、創造主と協働する。しかし模倣者は協働しない。それ故、独創性とは、起源に戻ることである。新しい手法を用いて、原初的な単純な解決に戻ることが独創的なのである。……独創性は探すべきではない。そうすれば、とっぴに陥るからだ。普段からなされていることを観察し、それをより良いものにしようと心掛ければよい。p.202026/07/04




