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内容説明
※紙版とはコンテンツが一部異なります。
掲載されていないページ、記事、写真があります。
都会で生きる男と女。その人間たちの普遍的な感情、そして心の機微を、苦しく、優しく、そして深く切り取り、切ないまでの儚い日々を美しい線画で描いた魚喃キリコの作品は、海外からも高い美術評価を今も受け続けている。
伝説となったその作品の数々が、ファン待望の時を経て、13年ぶりに新装版で登場。
二十歳で漫画家デビューした魚喃キリコ。本作には、デビュー前後となる10代後半から20代前半にかけて描かれた短編19作を収録。常々、「二百年残る作品を描こう」という思いで制作にあたっていた魚喃キリコ。本作は「flower」「flame」「sugar」「water」といった絵と文章による掌編が配され、短編集でありながら長編を読んだような読後感を味わえる構成となっている。
想像で描いた女性の絵に恋をする男、好きな相手にひどいことをしてやりたい恋人たち、相手のすべてを知りたい欲求をもつ男、叶わぬ恋の相手の部屋に、自分の痕跡を残そうとする女などが登場。ままならない感情、言葉にしきれない衝動、満たされることのない欲求。そんなどうしようもなく不器用で、どこか痛みを伴う関係性の数々が、静かに、しかし確かな温度をもって描き出されている。
また、表紙のタイトルは、写植ではなく魚喃キリコ自身の手によるもので、細部にまで作家の息遣いが感じられる注目の一冊。
【収録作品】
「flower」
「color color」
「イカス女」
「drip words」
「ポリエチレンより愛を込めて」
「ヨルとハルとラヴ」
「デジャヴー」
「flame」
「あるヒトツの窓の中に」
「青色が遺したものへ」
「くちづけ」
「クサレ女」
「ペイント イン ウォーターカラー」
「sugar」
「僕の中に咲くまるで蛾のような花」
「フラワ」
「痛々しいラヴII」
「リキテックス」
「water」
(内容は変更になる場合があります)




