ぬすまれた月

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紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍

ぬすまれた月

  • 著者名:和田誠
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 岩崎書店(2026/05発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784265069736

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内容説明

ある男が夜空から月をぬすみ、毎日変わる形を見て楽しんでいたが、ある日、どろぼうにぬすまれて……。空想的な物語の中で、月食など月にまつわる不思議もわかりやすく紹介。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

のっち♬

144
月が大好きな男により空から盗まれた月。作者が駆け出しのイラストレーター時代の1963年出版の絵本を数十年を経てプラネタリウム様にリニューアル。その結果、持ちだした月が日に日に満ち欠けするシュールなストーリーと、満ち欠けや潮の満ち引きのしくみを解説した科学知見を並列させるかなり独特の作風に仕上がっている。作画で両立出来るのが作者の持ち味。後半は制作時の米ソの冷戦状態が色濃く反映されており、月を求める意識は両国の宇宙開発競争のメタファーだったことが浮上してくる。しかし世界中のどこにいても見える月の数は同じだ。2024/05/10

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

118
和田誠さんがまだ新進のイラストレーターだった1963年、初めて絵と話の両方を手がけた絵本。長らく絶版になっていたのが、2006年10月にリニューアル復刻された。一人の男に盗まれた月は、その後男の手を離れさまざまな人の手を渡り歩く。月が形を変えるのは天体の原理原則に基づいているから。なのに人間は自分の都合ばかりを押しつける。「姿が見えない新月は価値がない」。「三日月じゃないと困る」。やがて所有権を主張する人々の間で、月は紛争の原因になった……。月に関する雑学を織り込みながら、冷戦時代を風刺した物語。2016/04/10

mana

76
月に関する科学的な説明もありつつ、ファンタジーとして物語も楽しめる。盗まれた月は、たくさんの人のもとで、さまざまな形になっていきます。お月さまも大変だねぇ。 星7/102026/06/04

☆よいこ

72
絵本。1963年岩波書店初版のリニューアル版。▽ある男が長いはしごをかけて、空から月を盗み出した。形の変わる月を箱に入れて毎日眺めていたが、ある日どろぼうにとられてしまう。新月だったので箱の中の月は見えなくなっていた。放り出された箱の横で三日月を見つけた女性は竪琴を作る。半月になり竪琴は壊れ、月は海に落とされる。魚が飲み込んでいた月をめぐって、二つの国が争う。子供たちの活躍で空にもどされる。途中、解説が入る。▽読み聞かせ7分半くらい。奥付に著者のあとがきあり。いいデザイン2020/12/03

♪みどりpiyopiyo♪

56
世界中の人が月をみる。月はたくさんの伝説、たくさんの物語、たくさんの詩やうたをもっている。空をみあげよう。ほら、今夜も月がでている。■和田さんのほっこりスタイリッシュな絵と空想的な物語の中で、月の満ち欠けや日食 月食、潮の満ち引きの仕組み等が分かりやすく描かれています。月がいろいろな人の手に渡って、最後はどうなるのかな? ■科学的で文学的。あとがき読んで、うんそうだよね〜、と思いました ( ' ᵕ ' ) (底本 1963年、1998年 プラネタリウム用に描き変え、2006年 リニューアル復刊)2018/05/26

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