内容説明
陸上選手として三度オリンピックに出場し、世界大会で二度メダルを獲得した。それでも世界のレベルに愕然としたことは数知れない。なぜ彼我に差ができるのか。人間はどう学び、成熟し、技術が卓越して無我の境地すなわち「熟達」に至るのか。基礎習得から熟達まで、人間の成長を五段階に体系化。すると見えてきたのは「面白い」と感じる心だった――。「走る哲学者」が綴る、現代版五輪の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たこさん
1
「守破離」と似たものを感じたが、その前後に置かれた「遊」と「空」こそが最大の差分であり本質だと感じた。 「好きこそものの上手なれ」の言葉通り、遊びとはついしてしまうものであり、頭で考えたり義務感で習得したりするものではない。型や構造を極めた先に、自意識(我)を忘れてただ没頭する境地までたどり着くことができれば、これ以上の熟達はないのではないか。といったことを思った。トップアスリートの思考が垣間見えた一冊。2026/07/27
も~り~
0
ランニング、トライアスロンをやっている身からすると、かなり勉強になる内容だった。しかし、多くの場合は形まで行ければ良くてその後はなかなか難しいのよね。 それはともかく、熟達するとはどういうことかをここまでうまく体系的に言語化するのはすごいと思った。2026/09/04
未来
0
友人に薦められた本。 読んでいて、外山氏の思考の整理学を思い出しました。 面白かったです。遊びは大事なんだなと思いました。 カイヨワ、SIハヤカワなど、を分かりやすく、いいとこを取った様な、本です。丁寧でいい本です。2026/08/04
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