こうやって作家は言葉を紡ぐ

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こうやって作家は言葉を紡ぐ

  • 著者名:小川哲
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • 実業之日本社(2026/05発売)
  • ポイント 24pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784408651392

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内容説明

直木賞作家・小川哲が贈る、言葉の深淵に触れる一冊!
『言語化するための小説思考』をさらに深めたい読者にとって、まさに待望の内容になっています。

私たちは日々、言葉にできない「モヤモヤ」を抱えて生きています。
悲しいけれど、単純な「悲しい」とはどこか違う……
そんな正体不明の感情を、なぜ作家は鮮やかに言い当て、一つの感動的な物語へとつなげることができるのでしょうか。
その秘密は、決して魔法のようなセンスや才能だけではありません 。
本書の著者である小川哲は、それが「頭の中の組み立て方」にあると説きます。
小川哲が、14人のトッププロたちからその「手の内」を徹底的に聞き出し、私たちが日常生活やビジネスの場で今日から活用できる技術として体系化しました。

一般的な文章術の本が「正しい日本語」や「きれいな文章の書き方」を教えるのに対し、本書の焦点は「書く前の頭の動かし方」にあります。
・「あの感情」の正体を知る:名もなき感情に言葉を与えるプロセスを公開。
・日常を設計する:バラバラな出来事を「意味のある物語」へと変える設計図の書き方を伝授。
・多様な方法論:14通りの異なるアプローチから、自分に合った方法が見つかる。

超豪華な対談ラインナップ
PART1 何を書きたいのかは、こう見つける
中村文則、万城目学、飛浩隆、大森望

PART2 だれの目で見るかで、物語は変わる
高瀬隼子、尾崎世界観

PART3 バラバラの出来事を、物語に変える
葉真中顕、京極夏彦、呉勝浩、今村昌弘、佐藤究

PART4 伝わる文章は、こう書く
町屋良平、魚豊

この本を特におすすめしたい方
・自分の気持ちを言語化したい方:心の中のもどかしさを言葉に変えたいビジネスマンや学生。
・発信に悩むクリエイター:SNSやnoteで、ネタがまとまらずに悩んでいる方。
・物語の裏側に興味がある方:プロがどう世界を観察し、設計しているのかを知りたい方。

500ページ超えという圧倒的なボリュームで語られるプロの知恵。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Kanonlicht

47
トークイベントなどで小川哲が作家仲間と対談した内容を書き起こした本。といっても語られるのは、内輪の作家あるあるではなく(それももちろんあるにはあるけど)、それぞれが小説あるいは物語というものをどう捉えているか。一読して思うのは、作家、それも専業作家という人たちは、なるべくしてそうなったんだなということ。つまり物語に対する姿勢、真摯さが図抜けている。小川哲はもちろん、対談相手も好きな作家ばかりで、その頭の中を覗けたのはとても興味深かった2026/06/15

まさおか つる

21
本書を、小説家と小説家の対談集として読むのもいいが、小説家と読者が互いの立場を入れ替えながら、小説家と読者の間にある「作品」の輪郭を明らかにしていく本として読むのも面白いと思う。少なくとも僕はそう読んだ。一流の小説家は一流の読者だ。そして、その逆は必ずしも成り立たない。当たり前の話だが、豊かな読書体験がなければ、豊かな読書体験を他人に提供することなどできない。中村文則、万城目学、飛浩隆・大森望、高瀬隼子、尾崎世界観、葉真中顕、京極夏彦、呉勝浩・今村昌弘、佐藤究、町屋良平、魚豊2026/07/31

ひさか

19
2020年2月〜2024年12月に行われた12の対談を再構成して、2026年6月実業之日本社刊。作家と読者、作品世界の構築等をテーマにしての対談が楽しい。小川さんらしいユニークな手法や考え方、それに呼応する対談者の予想外の言動が興味深い。対談中に小川さんや対談者の作品名、または、参考作品名がたくさん出てくるが、巻末にインデックス化されていれば良かった。火星の女王については対談時期には未発行だったことが残念。2026/07/24

おだまん

18
もっと小川さんの頭の中を覗いてみたくて。対談することで、まさに、「言語化するための小説思考」をより深めてみることができます。 対談相手が好きな作家さんたちばかりで、とても豪華な一冊に感じられます。 小川さんの作品を一気に読み返してみたい気持ち。 2026/06/22

ほんメモ(S.U.)

17
小川哲さんが、色々な方と対談・鼎談したものをまとめた一冊。まず最初が、中村文則さんとの対談で、わたし的にはまさに推しと推しのコラボ!『君のクイズ』も『掏摸』も、オチを決めずに書き始め、書きながら考えたという話が特に面白かったです。他にも、呉勝弘さんと今村昌弘さんとの鼎談、佐藤究さんとの対談が良くて、話題になっていた『テスカトリポカ』をまた読みたくなりました。葉真中顕さんとの対談はゲームがテーマだったのですが、葉真中さんは社会派小説の名手だと思うので、せっかくだから小説の話をして欲しいと思ってしまいました。2026/06/30

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