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内容説明
生まれたくなかった。でも、生まれてしまった。
その感情から始まる哲学がある――反出生主義だ。
苦しみは、生まれたことに伴って生じる。
食べていくための労働、結婚しないことへの不安、孤独の居心地の悪さ、そして避けられない老いと病。生きづらさは、甘えや怠けのせいではない。望んでもいないのに、不完全な制度と社会のもとに生まれ落ちたからなのだ。
問題は社会であって、個人ではない。その構造を見抜くことで、自らの苦痛を減らす道筋が見えてくる。
反出生主義の哲学者による、自分を守るための人生論。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みじんこ
6
反出生主義は自殺を推奨する思想ではないこと、最初の映画館の比喩と「始める価値」と「続ける価値」の話でイメージが掴めた。個人的に思い出すのは芥川の『河童』。この考え方が完全に正しいとは言わない、繰り返し述べられている「半真理」の考え方は大切である。様々な社会的制度や根強く浸透している昔ながらの好ましいとされる価値観等から生じる苦痛を減らすこと、非常に共感できる。著者と猫との暮らし、出生奨励主義への疑い、実体験信仰への批判等が特に印象深い。『人間の苦境』のように未邦訳の本もあるようだが、更に理解を深めたい。2026/06/07
ユカ
2
仕事を辞めようと思った。2026/06/23
ミッチー
0
全然ダメ。この程度で本になるのか、とガックリした。一言だけ言っておくと、反出生主義は世間に対する個人的な意見を披露する道具ではない。牽強付会が過ぎていて、あまりにもお粗末。読み手の気を引こうとするあまり、文章としてもレベルが低すぎる。こういう本が出回るから、反出生主義がただの屁理屈のように捉えられてしまうのだ。2026/06/24




