内容説明
『これは“私”が体験した、本当にあったお話です。』
謎の作家阿澄思惟が蒐集した恐怖体験談の数々。
本書は、著者が2007年から2024年までの間に行った取材および収集した資料に基づく。
現代モキュメンタリーホラーに大きな影響を与えた『忌録:document X』『禁祀:occult』の著者が贈る、実話怪談集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
佐倉
18
ブーム以前、Kindleで『忌録』を発表し話題になった阿澄思惟の新刊となれば手に取らないわけには行かない。内容はオーソドックスな実話怪談形式。一話一話が面白いホラーショートショートという感じて今作はこういうジャブ的な感じか…と思ったが、ところどころにリンクが見え隠れし、終盤に奇怪で悍ましい儀式が支配する壮大な民俗学ホラーに結実していくところは阿澄思惟らしい。エピソード単位ではネットで呪物を売る『幽霊の髪の毛』、『ラブホテルの焼却炉』、『中国の心霊手術』、怪異感に同感する『歯のある市松人形』が好き。2026/06/03
彼方から
4
阿澄思惟の恐怖体験談集。一つ一つの作品も粒揃いであり、かついくつかのものは大きく同じ枠組みの怪異を描いているらしく、それが一つの世界観を形作っている。良きモキュメンタリーホラーでした。2026/05/30
ざじ
2
同著者の既刊のノリを期待して読み始めると序盤はそのライトさに肩透かしを食らうが、徐々にアクセルが踏み込まれるとともにちょっと前に通ったはずの道との合流地点があちこちに出てき始めて知らない土地の山道を延々と走るような不安が増幅していく お手本のような舐めプ読書をしてしまい、悔しく心細い思いをした2026/06/18
tbsk
0
カクヨムからの追加分、どれも良かったな…2026/06/02
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