岩波ジュニア新書<br> お金儲けしない経済学 - 食べものから考える〈共〉のしくみ

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岩波ジュニア新書
お金儲けしない経済学 - 食べものから考える〈共〉のしくみ

  • 著者名:平賀緑【著】
  • 価格 ¥1,089(本体¥990)
  • 岩波書店(2026/05発売)
  • 夏至&父の日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/21)
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  • ISBN:9784005010110

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内容説明

経済学は何を忘れたまま「経済成長」を目指してきたのか.料理や家事,自然環境など「お金儲けしない」領域を見直してみたら,じつは私たちの生活も経済も支えている,人も自然も壊さない「経世済民」の考えや実践が存在していた.企業任せでも,政府任せでもない,私たちの〈共(コモン)〉の仕組みを考えよう.

目次

はじめに

序章 ◆ お金儲けしない経済学とは?
 「非営利経済論」を考える
 いわゆる「非営利」とは
 縦割りな非営利法人制度への違和感
 市場や政府が失敗したから「非営利」?
 〈公〉〈私〉〈共〉を考える
 経済学が「忘れてきた」もの
 この本で考えたいこと

  コラム0 「食」は営利も非営利も人も自然もつなぐ

1章 ◆ 家事はなぜ無償なのか
 経済学者の食を世話していたのは
 「名前のない家事」と「昭和の亡霊」
 無視して使い倒してきた成れの果て
 経済生産を支えているのは賃金を稼ぐ男性か,その世話をする女性か

  コラム1 もう担いきれない現在の女性たち

2章 ◆ コモンズとしての食/食の再コモンズ化
 農の価値はコメの値段分だけか
 「商品」と「食べもの」の違い
 コモンズとは
 自然の商品化からコモンズを考える
 生活と生産の土台を削って経済成長を目指す
 誰が現代の〈共〉を担うのか?

  コラム2 「コミュニティなくしてコモンズなし」

3章 ◆ 宇沢弘文の社会的共通資本から食を考える
 「社会的共通資本」とは
 都市部オリジンの理論形成
 市場経済を支える「容器」としての環境
 「三里塚農社」構想が対象としていたもの
 「社会的共通資本としての食」を考える
 おわりに

  コラム3 都市を耕しコミュニティを育む

4章 ◆ 「お金」の仕組みを考え直す
 法定通貨「日本円」では不都合な理由
 お金について,神話と新しい「貨幣論」
 『エンデの遺言』と,かつての地域通貨ブーム
 改めて,IT時代のコミュニティ通貨を
 切ったつながりを取り戻す

  コラム4 忘れられた「必要」~食べものの「需要」とは

5章 ◆ 「取引」の仕組みを考え直す
 食と農の「オルタナティブな」取引の仕組み
 有機からアグロエコロジーの社会運動へ
 「交換様式D」での食と農の取引とは?
 より公的な食と農の仕組みを

  コラム5 「つながって食べる」使い捨て時代を考える会と縁故米運動

6章 ◆ 協同組合と社会的連帯経済
 古来から助け合ってきた先人の取り組み
 資本主義社会での協同組合
 「社会的連帯経済」とは

終章 ◆ 改めて,人も自然も壊さない経済とは

あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おさと

8
ほんとになぁ…もっとちゃんと勉強したい。人間だけがとかお金がとかもうやめたい。2026/05/28

pppともろー

6
主流派経済学からは見捨てられてきた様々な分野から新たに作り直す経済。理論と実践。一人一人にできることがある。2026/05/29

山本

0
多くの人がこの考えを持てば、食のについてはよくなるだろうが、経済と衝突してそう簡単にはうまくいくいかない。2026/05/04

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