法医学教授が教えている死体の授業

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法医学教授が教えている死体の授業

  • 著者名:飯野守男【著者】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 飛鳥新社(2026/05発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784868010579

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内容説明

「交通事故よりお風呂が危ない」
ドラマ監修も務める法医解剖医が教える
あっ! と驚く死体の話


解剖料は1回〇万円、医療ミスを暴いた解剖例など、
知られざる法医解剖医の仕事から、
「舌を噛んで自殺はあり得るのか?」
「刺されたらナイフは抜くべきか?」といった
ドラマやマンガで目にする描写のウソ・ホントまで。

法医学者だから知っている実際の解剖事例をもとに、思わず人に話したくなる
死体のリアルな知識がつまった1冊です!

■内容
第1章 解剖室へようこそ ――死体はこうして切り開かれる
死体はどのように解剖されていくのか
死体の「解剖料」はどこから、いくら払われるのか?
解剖が最も大変なのは「めった刺し」事件
刃物をもった人間に襲われたら「胸」と「首」を守れ
やわらかい臓器、固い臓器
高温多湿の日本でミイラ死体はできるのか
口の中にウジがびっしり詰まった腐敗死体
法医解剖医の解剖器具リスト

第2章 解剖しないとわからない 「死因」のケーススタディ
Case1「入れ歯で死ぬ」
Case2「風呂で死ぬ」
Case3「3食フライドポテトで死ぬ」
Case4「誤飲で死ぬ」
Case5「便秘で死ぬ」
Case6「病院嫌いで死ぬ」
Case7「鍼で死ぬ」
Case8「夫婦で死ぬ」
Case9「溶けて死ぬ」
Case10「山で死ぬ」

第3章 ドラマや漫画で描かれる「死体」の嘘
Q.「喉笛を掻っ切る」と本当に血が勢いよく吹き出るのか?
Q.舌を噛み切っての自殺は本当にできる?
Q.死体から目玉をくり抜けるか?
Q.「肺に穴が開いて、少しずつ窒息死するのが最も苦しい死に方」は本当?
Q.ナイフで刺された! すぐに抜くべき?
Q.銃で撃たれた! でも弾が貫通していれば、死ぬ可能性は低い?
Q.死体を隠すには、コンクリート詰めがいい?
Q.「重要な手がかりを握ったまま死んでいる」死体は実在するか?
Q.雷が落ちると、丸焦げになって死ぬ?

第4章死体と向き合うことで見えてくる世界
『アンナチュラル』にハマって法医学を専攻、テレビ局に入社した卒業生
「死体は得意ですか?」「いいえ、苦手です」
医学部生だって解剖で倒れる
疑い深い人間ほど、法医学者に向いている
解剖は『答え合わせ』ができる
最短ルートで教授になりたい人は法医学が穴場?
死体の数が「解剖格差」に直結している日本
嬰児殺が多いインドネシアの法医学事情
死んだ肉体はどのように腐っていくのか
死体の腕を切る、人工呼吸器を外す、とことん合理的なオーストラリア
法医学者に完全犯罪は可能か?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

30
読み友さんの感想を読んでその日のうちにポチりました。興味がある分野なのと、ほぼ文章だけでイラストや写真がないと言うのがポイントでした。(実際の司法解剖を見学させて頂いた経験があります)淡々と事実を述べられているので、確かに授業を受けている感覚に。娘にちらっと見せたら読みたいと言うのでこれを書き終えたら貸します。解剖に使われる器具の一覧に食いつく歯科衛生士💧色んな死因もそうですが、亡くなった方の死体の扱いが国によって違うのも印象に残りました。これからも何度も読み返すことは決定事項。買って良かった。2026/09/11

亜希

30
イラストや写真はないので、読んでいてうっ…となることはなく、かつ文字が大きくてサクサク読める。ただ、読みやすいと言ってもそこは「死体のお医者さん」。”口の中にウジがびっしり詰まった腐敗死体”だの”死蠟化”だの、淡々とした口調でなかなかどうしてな描写が満載で、最後まで飽きずに楽しめた。自分が法医学者になれるとは思わないけれど(学力的にも精神的にも、もちろん年齢的にも)、知らない世界だからこそ本で知れるのはやはりいいこと。1点、私的には波傍線の多用はやや読みづらいと感じた。2026/08/07

アカツキ

20
鳥取県内で唯一の法医解剖医の著者が大学で教えている法医学の講義内容をもとに解剖の風景や事例を紹介した本。やさしい言葉で特にユーモラスに書かれているので読みやすいが、事例の話は切ない気持ちになる。臓器の柔らかさ、死体は普段動かないので蛆虫など動いているものを見ると動揺する、留学先のオーストラリアの葬儀や法医学事情など、なかなか読めない話がギュッと詰まっていて面白かった。2026/07/29

ウォーカー

19
人は死ぬとどうなるのか、死体から死因がどうして分かるのかについて、怖いもの見たさのような興味を持って読んでみた。非常に読みやすくサクサク読むことができた。法医解剖医の仕事や役割がよく分かった。第2章の解剖事例のケーススタディや第3章の死体や死に方のQ&Aは、興味深かった。肺、心臓、眼、死後硬直など、人間の体の仕組みを知ることができた。レトロスペクティブ(後ろ向き)なだけでなく、人の死から学べることをより多く社会にフィードバックできればよいと思った。オーストラリアやインドネシアのエピソードも印象に残った。 2026/09/14

ズー

18
そんな死因があるのか!そんな細かいことまで分かるのか!解剖の詳しい描写を想像して、自分が切られているみたいでゾッとすることも。でも面白すぎてあっという間に読んでしまった!難しいことを大きめの字で分かりやすく書いてくれていて理解しやすいし、グロいことも残酷なことも終始フラットに淡々と語る感じもシュールで良かった。法医解剖医になる人は少ないけれど、いなくては困る存在で、いないと謎は分からないままになってしまうことを、あらためて強く感じた。身を守ること、命を救うことの知識も少し得られてよかった。死から学ぶこと。2026/09/21

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