集英社オレンジ文庫<br> 四人のナオちゃん

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集英社オレンジ文庫
四人のナオちゃん

  • 著者名:松本愛世【著】/AiLeeN【イラスト】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 集英社(2026/05発売)
  • 向夏の候!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/28)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784086807005

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内容説明

上原桃子、三十八歳。夫と小学生の娘がひとり。ありきたりな専業主婦の彼女には、とある悩みがあった。人生の折々で、同姓同名かつ同じ顔、ただしそれぞれはまったく別人の『ナオちゃん』に遭遇するのだ。一人目は小学校の時の担任で、他の生徒にはいい先生なのに桃子だけはいじめられた。二人目は新卒で就職した会社の先輩で、やっぱり上司や同僚にはいい顔をしつつ、桃子には嫌がらせをしてくる。三人目は娘が通う幼稚園の保護者で、同じ行事の係になった際、自分の意見をごり押しして桃子はひどく振り回された。呪いなのか、奇跡的な偶然なのか…。ともかく『ナオちゃん』は自分を苦しめる天敵だと桃子は確信する。そんな中、四人目の『ナオちゃん』が娘のクラスメイトとして現れ!? 2025年ノベル大賞〈大賞〉受賞作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

19
ありきたりな専業主婦の上原桃子38歳。人生の節目節目で同姓同名で同じ顔の、全く別人の「ナオちゃん」に何度も出会ってしまうミステリ。桃子だけいじめる小学校の担任。桃子には嫌がらせをする新卒で就職した会社の先輩。自分の意見をごり押しされて振り回された娘が通う幼稚園の保護者。自分を苦しめる天敵だと確信する桃子の前に、今度は娘のクラスメイトとして現れる展開で、状況はもはやホラーでしかなかったですが、明らかになる知られざる過去と思わぬ呪いの原因があって、向こうは向こうでそうだったのかと思うとつい笑ってしまいました。2026/05/19

有理数

8
人生の折々で同じ顔・同じ名前の「ナオちゃん」に嫌な思いをさせられる、というサスペンス。アイデアも秀逸ですが、「嫌な思いをさせられる」というのが肝で、命を脅かすほどではない湿っぽい嫌らしさが、精神的にかなり厳しく、読み心地はいい意味で良くない。その対処方法は意外とあっさりしており、個人的にはやや拍子抜けしたものの、相手を傷つけることが人生に深く深く陰を落とす「呪い」になりうる――ということを「ナオちゃん」という存在に託した物語なので、この解決はそれはそれでよかった。ユニークな内容で面白かったです。2026/05/31

マグカップ

1
緩い空気感の子育て物語かと思いきや、意外とミステリー&ホラーだった。主人公の成長とテーマがわかりやすく描かれていた。ただ、ミステリー的な期待が高まっていただけに、オチと対処法はあんまりしっくりこなかった。まあ成長物語と考えれば良い結末なのかもしれない。2026/06/15

読書家さん#初代gKP5Xz

1
これまで4人のナオちゃんに嫌な目に遭わされた平凡な主婦•桃子お話。それぞれのナオちゃんからの嫌がらせが書かれていて、各々気味が悪いなという感じだった。後半は桃子ナオちゃんに向き合っていき解決?なのかな、、 これまで同姓同名の人に出会ったことはまだないけれど、4人ともなると嫌だななんて思った。2026/06/07

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