内容説明
「歩」くか「死」か。
若者たちの命を懸けたサバイバル。
これぞキングの出発点。伝説的傑作、復刊!
映画化! クーパー・ホフマン主演 フランシス・ローレンス監督
2026年6月26日全国公開
近未来のアメリカ。そこでは選抜された十四歳から十六歳までの少年百人を集めて〈ロングウォーク〉という競技が行われていた。それは、コース上をただひたすら南に歩くだけという単純なものだったが、このレースにゴールはない。歩行速度が落ち、三回以上警告を受けた者は次々に射殺され、最後に生き残った一人が決まるまで続く文字通りの「死のレース」なのだ。昼もなく夜もなく、冗談を交わし、励まし合って歩き続ける少年たちの極限状況を、鬼才キングが生々しく描いた異色作、復刊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
90
キングがリチャード・バックマン名義で書いた初期のころの作品が新装版で出ました。未読だったので読んでみましたが、やはりすごい設定を考える作者です。単に若い男性が歩いていて最後の一人になるまでのことを延々と描いています。最初は何人もいたのが最後は一人になってしまいます。昔の古代ローマにあったようなデスゲームだと思いました。2026/05/18
金吾庄左ェ門
11
ルールに基づいて参加者が殺される以外は、童貞の高校生が下ネタを連発しながら長距離の歩行練習(休憩も睡眠もトイレもなし)をやらされているような感じです。話が進むにつれ、体制とか現状への不満も漏れてきますが、最後の一人までなのに対立するどころか、意識してか無意識なのか仲間同士として助け合うような場面も出てきます。それでもルールは非情。警告の名の下に次々と参加者は殺されて行きます。主人公も度々警告を受けるので、読んでいる身としては本当にハラハラしてきます。4月31日というのは何かのネタなのでしょうか?2026/05/19
はじめさん
9
昨年秋に米国で映画公開され、いよいよ今月日本でも封切りになる、原作のデスゲーム小説。長らく絶版されていたのが、この機に再販!/ 志願して集められた100人のウォーカーたち。のろのろと並走する軍の車。一定速度を下回り、警告を3回貰うと星にされる。歩き続けろ、最後の1人になるまで。他者の妨害や協力もペナルティの対象。1人の力だけでやり遂げなければならない。同じ目標に向かって歩き続けるなかで芽生える友情、睡眠も取れず朦朧とゾンビのように歩き続ける若者たちは…。/ 管理社会、見世物としてのデスゲーム。古典だわな。2026/06/13
NORA
4
『バトル・ロワイアル』の元ネタにもなった元祖デスゲーム小説。といってもルールは「最後の一人になるまで歩く」だけであり妨害工作とかも認められないので、参加した少年たちの友情や別れを中心とした青春小説の色合いが強い。この設定でいちばん興味深いのが、参加が強制ではなく志願制であること。普通に考えればこんなものに自ら進んで参加すること自体が狂っているはずだが、主人公はじめその動機をうまく説明できる者はいない。でも実際そんなものかもしれない。『スタンド・バイ・ミー』だって、死体のあるなしはどうでもよかったのだから。2026/06/13
おじ
3
映画に備えて。復刊ありがとうございます。キャリーより前に書かれてんのかこれ。2026/06/15




