宝島社文庫<br> 刑事の境界線

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宝島社文庫
刑事の境界線

  • 著者名:宮島明道【著】
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • 宝島社(2026/06発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784299078810

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内容説明

『このミステリーがすごい!』大賞
文庫グランプリ受賞作

「87分署」「フロスト警部」など
傑作シリーズの系譜に連なる
モジュラー型ミステリー
×
驚きの結末!


「二人がコンビを組むのではなく、なかなか出会わないところがポイント。
小さそうな事件が次第に大きな意味を持つようになる展開や、対戦格闘ゲームとの関わりも面白い」大森望(翻訳家・書評家)

「小金井警察署盗犯係・馬場みどりの成長劇と同組織犯罪対策係・為井忠之の
転落劇を交錯させたドラマがキモだ」香山二三郎(コラムニスト)

「同時進行していく複数の出来事もすべて引き込まれるし、
性被害にあった女性たちの尊厳を守ろうとする刑事たちの姿には感動すらした」瀧井朝世(ライター)

「二人をなかなか対面させず、並行して進んできた物語を
クライマックスで交錯させる構成が『技あり!』」千街晶之(ミステリ評論家)

「書きっぷりのよい警察小説だ。書き手の力量を感じる」村上貴史(ミステリ書評家)

「切れ味の良いクライマックスは胸がすく。
一面的でないキャラクター造形力も高ポイント」川出正樹(ミステリ書評家)


(あらすじ)
小金井中央警察署の刑事第一課盗犯係の馬場みどりは、取調室でくだらない言い訳をするスリ犯と対峙していた。さらに管轄内のゲームセンターで出店荒らしが発生、現場に急行する。一方、同署組織犯罪対策係の為井忠之は、ガサ入れのため後輩の佐竹と違法風俗店を張り込んでいた。しかし為井はとある事情から店長のホセを逃そうと画策していて……。事件を追う者と隠す者、対照的な二人の運命は!?

【著者について】
宮島明道
1980年、東京都生まれ。立川市在住。16歳からDJを始め、DJの大会DMCでは2002年と2007年の二度日本チャンピオンに輝く。2003年からDJ教室「宮島塾」を経営。第24回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞し、『刑事の境界線』で2026年にデビュー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

70
正義感あふれる盗犯課の女刑事と犯罪者とつるみ転落していく組対課の刑事。二人の対比が印象的で新感覚の警察ミステリ。同じ警察署内でも面識はない馬場刑事と為井刑事。しかしある事件から互いの運命が交錯していく。交互に描かれる二人のパートは疾走感が心地よく、先が気になって次々と頁を捲りたくなる面白さ。被害者達に寄り添い、事件解決に邁進する馬場みどり刑事の熱血さが微笑ましく、逆に己の保身のため犯罪者へ情報を流す為井刑事の境遇にも一抹の同情を覚える。他の登場人物達も魅力的で、もしシリーズ化されたらまた読みたいと思う。2026/07/02

mayumi

31
このミス大賞受賞作。モジュラー型ミステリーで、宣伝文句に「87分署」と「フロスト警部」とあったら買わずにはいられない。どちらも大好きなんだよー。メインは2人の刑事。刑事になって3年目の正義感あふれる盗犯係の馬場みどりと、組織犯罪対策係の悪徳刑事の為井忠之。複数の事件が絡み合い、収束していく過程を楽しみながら読んだ。馬場が属する盗犯係のメンバーが皆いい人で微笑ましくなる。逆に、どんどん泥沼にハマっていく為井との対比が描かれる。終盤ちょっとバタついたけれど、全体的に面白かった!シリーズ化されるといいな。2026/06/10

M H

25
モジュラー型と銘打つだけあって、ちょこちょこ色々起こる警察小説。忙しいよな。熱血で正義感強い女性刑事馬場と悪徳刑事の為井が視点人物。馬場のまわりに魅力的なキャラが固まってるけど、悪徳でも悪人ではない為井のパートも読ませる。頭が悪くて前に何があってつながる?コイツ誰だっけが多発。被害者より読んでる自分が心配だよwシリーズ化できそうな終わり方は嬉しい。ちょっと要素を残しすぎな気もするけどね。2026/06/22

tetsu

22
★4 やはりミステリーは面白い。二人の刑事の目線で日々の事件の様子が描かれ最後に融合する。 登場する刑事や警官の数が多すぎてちょっと混乱するが読者をぐいぐい引きこむ力がある。続編でないかなぁ。2026/06/29

RRR

19
ふと惹かれたものがあり。二人の刑事の視点で展開されます。馬場刑事は新米刑事だけれど、署内の信頼が厚い、一方、為井刑事の方はというと平気に悪人とつるんでいる不良刑事という対比が面白くさせてくれます。馬場刑事の熱血というところに好感が持てました。為井刑事は悪徳なんだけれど、良心をきちんと残しているから、そこが憎み切れないなぁ、と。しっかりと読ませる、中々面白く読めました。 恐らく、シリーズ化されると思います。2026/06/22

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