わたしは盗らないクレプトマニア - 万引きをやめられなかったわたしが、「盗らない生活」

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わたしは盗らないクレプトマニア - 万引きをやめられなかったわたしが、「盗らない生活」

  • 著者名:竹村道夫/高橋悠
  • 価格 ¥2,475(本体¥2,250)
  • 金剛出版(2026/05発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/31)
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  • ISBN:9784772421768

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内容説明

クレプトマニア(窃盗症)は古くから知られる病だが,その実態はいまだ十分に語られているとはいえず,精神医学の中でも特に研究が遅れている分野である。診断基準にも混乱がみられ,適切に対応できる治療者の数もまだ少ない。
本書は,クレプトマニア当事者である著者が,専門医療機関への入院を経て「盗らない生活」を取り戻すまでの道のりを,自らの言葉で綴った体験記である。
著者がクレプトマニアを発症した背景には,摂食障害,Xジェンダー(F to X)としての自覚,機能不全家族で育った体験,さらには職場でのハラスメントによるうつ病の発症など,さまざまな「生きづらさ」があった。
四度の逮捕と入院,自助グループへの参加など経て,著者はいかに回復への糸口を見いだしたのか。罪と病のあいだで悩み,揺れ続けたひとりの当事者の回復の軌跡は,クレプトマニアへの理解を深めるとともに,いまなお暗闇の中にいる当事者に,確かな希望の光を投げかける。

目次

まえがき
第1章 クレプトマニアとは
第2章 わたしの依存症経歴
第3章 わたしのクレプトマニア経歴
第4章 盗れない環境でやっと止まった
第5章 買える自分を取り戻すためにやったこと
第6章 三回目の底つき「生き方を変える」
第7章 生きづらさについて、考える
第8章 生き方を変えていくための取り組み
第9章 万引きはやめられたけど、摂食障害は続いています
第10章 盗らない生活の良さを実感する日々
第11章 クレプトマニアによる万引きを減らすためにできること
参考文献
web参考資料
あとがき
監修者あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

haruka

28
万引きをやめられなかった著者が、三度の逮捕と入院を経て、盗らない生活を手に入れるまで。 窃盗症なんて遠い世界の話だと思っていた。でも読んでみると、どこにも逃げ場のない感じや強迫感が、摂食障害気味だった頃の過食したい心情と似ていた。自分じゃない人が心に住みついて、自分を内から強く動かしてくる感じ。つらいと思う。 もちろん犯罪は許されることじゃない。でも、罰を重くするだけでは止められない人がいるのも事実。治療という選択肢がもっと広まってほしいと思った。私たちにとって大切なのは、犯罪が減ることなので。2026/06/11

kitten

12
図書館本。クレプトマニア、窃盗症の当事者である高橋さんの本。本当に、やめられないんだなあ。セクシュアリティの問題とか、摂食障害とか、他にも色々と問題抱えてるけど、普通にいい家族に恵まれてるいい人、に見える。だからこそ、闇が深いんだろう。なぜこの人がこんなことに?自己肯定感の低さとか、認知のゆがみもありそう。何かに依存しなければ生きられない。それなら、人に依存する方がまだマシなのかも。いや、万引きされる方はたまったもんじゃないんだが2026/06/26

ぽけっとももんが

11
図書館新着。クレプトマニア、言葉は知っていたけれども、窃盗、万引きが止められないってなに?と疑問に思っていた。摂食障害はgateway addictionであり、クレプトマニアやアルコール依存症などに結びつきやすいという。そしてそもそもクレプトマニアとは「奪いたくて盗る」のではなく「買うことが怖くて盗ってしまう」のだという。その認知の歪みの道筋は説明されればわかるような気もする。日本の人口に対するクレプトマニアの割合は0.3〜0.6%、「岡田さん」「長谷川さん」と知り合うくらいの確率だそうですよ。2026/08/16

エイエンノツバサ

9
クレプトマニアとは窃盗症のこと。それから立ち直ったドキュメントかと思って図書館で借りましたが、どちらかと言えば同じ病気で悩む人へ向けてという意味合いが強い内容でした。たくさんの専門用語が出てきますが、例えばお金が少し減った際に「このまま減り続けるのではないか」と思ってしまう「枯渇恐怖」は、割と多数の方が持っている感情かも知れず、全くの別世界の話でもないなと思いました。アルコールやギャンブル依存症と同じく、心の病気であり一人で改善させることが困難であるため、周りの人や機関に頼るように、と著者は話しています。2026/08/08

chuji

5
久喜市立中央図書館の本。2026年5月初版。書き下ろし。以前、元日の丸ランナー・原裕美子の万引き本を読んだけど、この方と同じように万引きと摂食障害がセットだったと記憶している。2026/07/24

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