内容説明
これはこれまで小説を愛してきてくれた人へ、そしてこれから小説の世界に一歩踏み出す人へ贈るプレゼント。何気なく読んだ物語が、ふと目にした一行が、意外な言葉ひとつが、人生を大きく変えるかもしれない。現代を代表する7人の作家が「夏」をテーマに書き下ろした、驚きと切なさ、怖さと美しさ、何よりとびきりの面白さを詰め込んだ奇跡の一冊。さぁ、あなたの人生に小説という選択肢を。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
468
本書は、「新潮文庫の100冊」50周年記念アンソロジー、「夏」をテーマにした全編文庫書き下ろし、7人の人気作家の短編小説集です。7人共、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 どの作品も好いですが、特にオススメは、江國 香織「二つの宇宙」&町田 そのこ「きっとあの日の光と同じ」です。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003010.000047877.html2026/08/28
青乃108号
425
豪華執筆陣によるアンソロジー本。江國香織は初読。梨木香歩は読メ以前に「西の魔女が死んだ」のみ既読。宮部みゆきも読メ以前に数冊既読。夏をテーマにした短編集。●伊坂幸太郎~面白いが荒削り。●江國香織~一番平凡だが一番印象に残る。ばあちゃん可愛い。●宮部みゆき~一番長い。不穏。●町田そのこ~胸キュンストーリー。例のコンビニを出して来る辺りがちょっと嫌。●米澤穂信~一番短い。片手間で書いた感じが嫌。●梨木香歩~良い。●恩田陸~怖い話。「六番目の小夜子」とリンクしてそうだけど未読で残念。トータルで見ればお得な1冊。2026/09/28
しんごろ
398
夏をテーマにした七名の作家によるアンソロジー。タイトルに偽りなしで、新潮文庫から読者にプレゼントしてくれた気持ちになりますね。そして、どの作品も良いんだよね。どれが一番良いかと聞かれても、全部と答えてしまうと思う。あえて、選ぶとしたら、町田そのこ氏の『きっとあの日の光と同じ』かな。町田そのこファンの人には、たまらないプレゼントとプチサプライズな話。町田そのこ氏のサービス精神旺盛な作品だと思います。いや、ホントにどれも良いんですよ。読書好きの貴方、これを読んだら苦手のジャンルも克服できるかもしれません。2026/08/12
fwhd8325
383
「新潮文庫の100冊」50周年記念作品です。発売前から楽しみにしていました。50年に一度のプレゼントとありますから、次は読めないと思いいます。以前は新作ごとに読んでいた作家さんも、だんだん遠のいてしまって…お久しぶりの宮部みゆきさん、やっぱりうまいなぁと思いました。米澤さんも面白かった。町田さん、恩田さん。皆さんありがとう素敵なプレゼントでした。2026/07/08
Kazuko Ohta
351
もともと「文庫書き下ろし」にはよろしくない先入観を抱いています。単行本で出してもそんなに売り上げは見込めないから最初から文庫本で出すんでしょ、みたいな。だから、この顔ぶれを見たときは、いずれも好きな作家だということもあって、「えっ、こんなん出してええのん!?」と驚きました。文庫書き下ろしはイマイチなんて失礼なことを思っていてすみません。それぞれの作家の逸品とは思わないし、テーマとはちょっと違うかなと思う作品もありますが、概ね良かった。特に梨木香歩の『見越しのマツ』が好きです。この企画自体がプレゼント。 2026/07/29




