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内容説明
本書は、英和辞典の編者でもある気鋭の「辞書博士」が、「1万語」レベルの英単語を身につけるための「戦略」を解説するものである。頻度順の英単語1万語を押さえると、一般的な英語のテキストの約98%をカバーでき、英語を正しく理解できるとされる。しかし、1万語を丸暗記するのは現実的ではない。ではどのように習得するか。著者は、高頻度語(発信語彙)と低頻度語(受信語彙)では異なる戦略を用いるべきであると説き、言語学的な7つの視点でアプローチすることを提唱する。高頻度語には「使えるようになるための戦略」が必要であるとし、コロケーション・フレーズ・メタファー(比喩)・コノテーション(言外の意味)の4つの視点を紹介する。一方、低頻度語には「意味がわかるようになるための戦略」が必要であるとし、語源・意味のネットワーク・フレームの3つの視点を紹介する。さらに、これらの7つの視点を活かすための実践編として、コーパス・生成AI・辞書を駆使した、とっておきの学習法を披露する。巻末には、読者が語彙数を把握するための2回分の「語彙サイズテスト」も付いている。ビジネスで英語が必須の人、各種の英語能力試験で高得点を目指したい人、留学や海外赴任の準備がしたい人、英語の新しい世界を覗きたい学生や教員など、英語力を本格的に鍛えたい人のための必携書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
読特
34
よく使われる組み合わせのコロケーション。文章をかたまり毎に捉えるフレーズ。元の意味を発展させる隠喩のメタファ、密接な関係の別なものに置き換えて表現するメトニミー。直接の意味とは別に持つ含意のコノテーション。…分解して語源を探れば想像できる。類義と反対、上位と下位、部分と全体でネットワークを広げる。背景知識つけてフレームまるごと覚える。言語データベースのコーパスを生成AIや辞書とともに使いこなす。高頻度後は深め、低頻度後は広める。…目指すは1万語。98%の出現率をマスターして、読める世界を変えて行こう。2026/05/26
momogaga
31
難解単語をいかにボキャブラリーに加えるか?これを実行するのに筆者が挙げた7つの戦略は適切だと思います。私が本日からできることは英和辞典を読み込むこと。継続こそ力なりでやっていきます。2026/05/22
アリミノ
2
コロケーション、フレーズ、メタファー、コノテーションなど自分が知らないことがたくさんあった。これは英語以外の言語にも応用できそうである。何より実践が一番大事であるけれどね。2026/06/21
東北のカメさん🐢あさか義塾の主催者
2
英単語を覚えて使えるようになることの前提の基礎知識が学べます。辞書編纂に携わった研究者ならではの、最新のアプローチはとても新鮮で、オススメの一冊です。英単語学習と並行して読むと効果倍増です。2026/06/17
トラバーユ
2
語彙力1万語への明確な道標は示されていないが、いろいろな勉強法や、コロケーションなどの概念とか知識albが白を意味するとか、が知れて悪くない本だった2026/06/07




