内容説明
無理そうなのに、あきらめられない。
「がんばれ」が重くのしかかる。
なぜか、手を抜いてしまう。
それ全部、心のクセのせい!
「もうがんばれない」は心の正常な反応です。
「あきらめられない」は思考の仕組みがそうさせます。
「努力は報われる」というけれど、簡単にはいかない。
心理学で「がんばる」の考え方を一新しよう。
【これも心のクセのせい】
・ふとした瞬間に「もう無理」と投げ出したくなる
・失敗した人に「自業自得」と思ってしまう
・努力にわかりやすい見返りを求める
・「本気じゃなかった」と言い訳しがち
・報われるまでは、絶対やめない
・努力が恥ずかしいことにみえる
・チャレンジせずに簡単なほうに流れる
・「まだできたのに」と未練を口にしがち
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【目次】
第一章 努力ってなんだ?
第二章 「がんばれば報われる」は本当か?――努力と結果をつなぐ“見えないルール”
第三章 「がんばる」を制御する心のメカニズム
第四章 「あきらめない」というリスク――過剰な粘りが奪うもの
第五章 別の道を見つける力
第六章 「やり抜く力」を“更新”する
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目次
はじめに──「がんばる」が、あなたを苦しくするとき/第一章 努力ってなんだ?/「がんばる」という不思議な言葉/“気合い”だけでは続かない──努力を支える「心のチーム」/意志の力は「筋肉」と同じ──使うと減るバッテリーの秘密/意志の力を測る「残酷」な実験──チョコレートの誘惑とラディッシュの悲劇/意志のバッテリーが切れると、心はどうなる?/がんばれないのには理由がある──第一章のまとめ/第二章 「がんばれば報われる」は本当か?──努力と結果をつなぐ“見えないルール”/努力を信じたい私たち/努力と結果のあいだにある「見えない変数」/それでも私たちは、世界を「公平だ」と信じてしまう──公正世界信念という「心の盾」/公正世界信念を支える「がんばりの物語」/損しないための努力──報われることを前提にがんばる社会/「結果=自分の価値」になるとき──努力がアイデンティティに変わる瞬間/がんばるのをやめられなくなる──防衛的努力とサンクコストの罠/努力を「未来」につなぎ直す/第三章 「がんばる」を制御する心のメカニズム/なぜ「やる気」が消えるのか/評価され続けると、人は「価値の不安」を学習する/能力で測られると、人は「才能の世界」に入る/人は挑戦を避けるようになる/防衛として起きる行動──セルフ・ハンディキャッピング/「あえて不利な薬」を飲む人たち/防衛が続くと心は停止する──学習性無力感/努力の燃料は「恐怖」に変わっていた/第四章 「あきらめない」というリスク──過剰な粘りが奪うもの/粘り強さの「光と影」/心の罠(1)サンクコストと機会費用──過去に縛られ、未来を失う/人生は「定員が決まったバス」/心の罠(2)心理的リアクタンス──「あきらめろ」と言われるほど燃え上がる意地の正体/心の罠(3)判断疲れ──「やめる決断」には膨大なエネルギーが必要/身体のコスト──慢性炎症(CRP)という“見えない火事”/価値観の回収とグリットの真実──本物は「はしごをかけ直す」/「はしご」をかけ直す勇気/未練の正体とツァイガルニク効果──きれいに「幕を引く」技術/実践 しなやかな戦略──目標を「書き換える」三つのステップ/なぜ「やめる」ことが、次の一歩になるのか/第五章 別の道を見つける力/がんばらないのは「終わり」ではなく「選び直し」/手放すのが怖い理由──心がブレーキをかける「三つの正体」/「やめる=失敗」という思い込みをほどく/手放しを「更新」に変える三つの鍵/目標には階層がある──手段を替えることは、目標を「救う」こと/「つながり」を見える化すると切り替えられる──人生の地図には無数のルートがある/スイッチする勇気──切り替えは「逃げ」ではなく「持続戦略」/いったん「置いておく」──棚上げは“やさしい切り替え”/「開かれたドア」を思い描く力──心が軽くなる「魔法のイメージ」/再起動のスイッチ──If-Then(実行意図)で一歩を自動化/止まる時間は空白ではなく準備期間/第六章 「やり抜く力」を“更新”する/これからの「がんばり」を定義し直す/「正解」のない時代、ハンドルを握るのは誰か/研究が示す「目標のしがみつき」のリスク/習熟目標という「自分軸」へ戻る/自分を助ける「セルフ・コンパッション」という土台/「失敗」を「データ」に変える実験マインドセット/習慣が意志の負担を引き受けてくれる/他人の「ものさし」から自由になる/「全か無か」の思考を飛び越える/自分だけの「成功」を定義する/それでも人は進み続ける/あとがきに代えて──君の人生の主導権は、君の手にある/読書案内
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