ちくまプリマー新書<br> 「とりあえず」でキャリアは決まる

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ちくまプリマー新書
「とりあえず」でキャリアは決まる

  • 著者名:中嶌剛【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 筑摩書房(2026/06発売)
  • 向夏の候!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/28)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480685599

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内容説明

「とりあえず正社員かな」。
「とりあえず進学するつもり」。
「とりあえず買っとこうかな」。
「とりま連絡するね」。

なぜ若者は「とりあえず」と言うのか?
人生の大きな決断から日常の小さな判断にまで現れる「とりあえず」という言葉。その背景に隠された心理と、「とりあえず志向」の実態、そして意外な効用を説きます。

決めきらない、でも動くという最良の人生戦略について。

◆著者のメッセージ(序章より)
戸惑いや不安がある状態で、リミットが差し迫るなか、どう転ぶか曖昧な状態から脱するための積極的な方策が「とりあえず」であると筆者は考えています。人生(キャリア)は、自分で探し、決断していくことの連続です。長い人生において、トランジション(転換期)やターニングポイントとなる経験が幾度かあるでしょう。しかし、進学にしても就職にしても、決める時点では多くの人は先のことがどうなるか完全に見通せないまま選択をします。そして後から、「あの時、こうだった」「あれが良かったんだ」と後付けしているに過ぎません。ですから、「とりあえず」をきっかけに物事を選択するのはある意味でもっともなことです。結論めいたことを最初から言いますが、「とりあえず」でアクションを起こしたあとどう過ごすかの方がむしろ重要なことなのです。

===
【目次】
序 章 「とりあえず志向」について
第1章 「とりあえず」があなたのキャリアに与えるもの
第2章 「とりあえず進学」とその後の人生
第3章 「とりあえず友達」で築ける人間関係
第4章 「とりあえず正社員」ではダメなのか?
第5章 「とりあえずフリーター」はどういう心理か?
第6章 「とりあえず地元」という選択
第7章 「とりあえず志向」が人生を変えた事例
終 章 「とりあえず」でひらくキャリア
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目次

序章 「とりあえず志向」について/イマドキの人生の選び方/「とりあえず志向」研究を始めたきっかけ/筆者の「とりあえず志向」経験/「とりあえず」で人生を築いていく時代/「とりあえず」がもたらす利点/本書の内容について/第1章 「とりあえず」があなたのキャリアに与えるもの/若者コトバとしての「とりあえず」/学問分野における「とりあえず」の定義/「とりあえず」と気分をリセットする/人生の「転機」を乗り越えるために/無意識な「とりあえず」の世界/曖昧さ対処として「とりあえず」を使う/第2章 「とりあえず進学」とその後の人生/大学教員の本音と教育責任の所在/大学全入時代における「とりあえず進学」の実態/「とりあえず」で学校を決める若者たち/「とりあえず進学」で大学入学したその後/ライフステージごとの人生役割を持つこと/自分軸からのアプローチをしていく/社会軸からのアプローチを知る/第3章 「とりあえず友達」で築ける人間関係/「とりあえず」の友人関係論/友人関係における若者心理/若者の恋愛離れ?/働く場における人間関係/大学四年間でやっておくべき人間関係作り/第4章 「とりあえず正社員」ではダメなのか?/ぼんやりとしている大学生の就職意識/モラトリアム学生の心理構造/モラトリアムを脱するための「とりあえず」/三年坊主のための生き方論/自分の行動や心のクセを理解する/第5章 「とりあえずフリーター」はどういう心理か?/「とりあえずフリーター」という若者心理/「とりあえず職につかない」という若者心理/「勝ち組」「負け組」という言葉について/インクルーシブなキャリア支援(1)──法制度について/インクルーシブなキャリア支援(2)──日本理化学工業の事例/インクルーシブなキャリア支援(3)──社会的な健康とは?/第6章 「とりあえず地元」という選択/地元回帰という若者心理/とりあえず地方公務員──地理的条件を優先する心理(1)生存/とりあえず移住──地理的条件を優先する心理(2)関係/とりあえず留学──地理的条件を優先する心理(3)成長/第7章 「とりあえず志向」が人生を変えた事例/「とりあえず」の心理尺度九パターン/ケーススタディ/A子(二〇代前半):「とりあえず」が人生目標の引き金に/ピンチはチャンスを呼び込む/やっぱり看護師しかない!/ともかくは持続力を呼び込む/B男(二〇代後半):「とりあえず現状維持」が動いたとき/混沌とする初期キャリア/新しい人間関係と代理学習/小さな成功を繰り返す先に/C男(三〇代後半):「とりあえず」が価値観を変容させた/不透明なキャリア・チェンジ/空白期間こそ最高のキャリアアップ/七度目の正直/家事・育児、あそび・ブランクもすべてキャリア/D男(四〇代後半):「とりあえず志向」で一五年かけて博士号取得/思いがけないチャンスの扉/過去の自分を通して将来を思い描く/決定的な転機/偶然をチャンスに活かす/E子(五〇代前半):「とりあえず新卒入社」からの最年少出世/理想と現実のはざまで/とりあえず入社の余波/キャリア中期の危機に効くサバイバル術の活用/「とりあえず」のケーススタディから学んでほしいこと/終章 「とりあえず」でひらくキャリア/「とりあえず」を携えるキャリアの築き方/「とりあえず志向」を活用するためのトリセツ/あとがき/初出一覧(さらなる発展学習のための文献紹介)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ドンザエ

0
二十年の研究結果をギュッと凝縮された感じだった。図表が多く用いられ、分かりやすいようだが自分は専門用語の多さにやられてしまった。ぼんやりと分かった感じだった。とりあえず、でやってみろってことしかわからんかったな。何とかなるよとか、紆余曲折あってもどうにかはなるみたいな感じかな? いろんな観点、研究結果からの回答で理解はしきれないなと。2026/06/19

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