内容説明
衣服とは、生命を包み、心をひらくもの。
衣服とは、人間が生きた多様な痕跡や記号性を有する身体の「際」、「生命の際」であり、さまざまな時代や社会における思考や意識を表象する「概念」である。概念である衣服は、身を包むだけでなく、人々の心をひらき、世界の根源的問題について、生の豊かさについて、考えるための道具となる。造形思考「衣服造形」という新しいファッションの考え方を、制作過程を追いながらひもといてゆく。
目次
はじめに
序章
第1章 衣服造形という思考
思考 生命と膜
思考 膜と人
思考 人と衣服
思考 衣服の要素
思考 衣服と社会
思考 衣服と芸術
第2章 衣服造形の表現
表現 「包む・包まれる」
表現 「衣服造形」活動の三つの領域
表現 「包む・包まれる」から、「包み包まれる」へ
第3章 あいちNAUプロジェクト:「今、を生き抜くちから」とは、「今」を「信ずる」ことで生じる「現象」
おわりに
あとがき
註
参考文献



