講談社文庫<br> 滅びの前のシャングリラ

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講談社文庫
滅びの前のシャングリラ

  • 著者名:凪良ゆう【著】
  • 価格 ¥979(本体¥890)
  • 講談社(2026/05発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065436608

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内容説明

1ヵ月後、小惑星が地球に衝突する。人類へ突き付けられた地球滅亡の報せは瞬く間に世の中を荒廃させた。いじめられっ子の友樹、自暴自棄なヤクザの信士、恋人から逃げた静香。生きることに不自由だった彼らは手を取りあい、過去を見つめ、未来を見ようとした。終わりが近づく世界で紡がれる希望の物語。

世界が終わる。ようやく僕らは自分らしく生きている。
たとえ明日世界が滅びるとしても、わたしは今日リンゴの木を植える。
“最後の日々”で出会った、この世界よりも確かなもの――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

26
一ヶ月後、小惑星が地球に衝突すると発表された世界。迫る滅亡を前に荒廃する世界で、人生をうまく生きられなかった4人が、それぞれ最期の時を過ごす物語。貧しいながらも2人で懸命に生きてきた静香と友樹の親子、周囲に言えない想いを抱えてきた藤森、静香に会いに来た信士。滅亡が不可避となるとやはりこうなってしまうのかと考えてしまう殺伐とした世界でも、残り少ないかけがえのない日々で見失いかけていた大切なものを見出すことができたのか。滅びゆく世界で幸せとは何かを真正面から問いかけていて、いろいろと考えさせられる物語でした。2026/05/15

ハッピーえんど

16
1ヶ月後に人類が消滅するという運命のもとでの生き様を描いた作品。 友樹、母の静香、父の信士、恋人の雪絵、Locoの路子各々の視点で物語が展開します。 みんなつらい境遇があり悩みを抱えていますが、お互い寄り添い助け合うことで元気を貰って行きます。 最後の一瞬はみんな幸せだったと信じています。 この手の物語は映像作品では数多くありましたが、文学作品では初めでです。ここまで楽しめるとは思いませんでした。2026/07/13

とし

11
地球滅亡まで1ヶ月。滅亡までの間に出会いや別れ、衝突など様々な出会いを感じられた作品でした。一旦読み始めると、キリの良いところで終われなく、久々に一気読みしました。2026/06/09

dokusho_st

5
やっと読む機会ができて、読めました。 久しぶりに凪良ゆうさんの作品を読んで作風に圧倒され魅了され続けました。 読むスピードが落ちたなと感じましたが、それは凪良ゆうさんの作品の世界に没頭し続けたいという個人的な思いからそうなったんだと思います。 読み終わって温かい気持ちになりました。2026/05/21

4
残り一ヶ月で世界が終わるなら、私はどうするだろうか。 この話の主人公達は各々の幸せを掴んで、幸せに死んでいってすごく良かった。 凪良ゆうさんはいろんな色の物語を描けて素敵、もっとたくさん読むぞ〜2026/06/28

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