内容説明
「再会」「ルパンの娘」の横関大が誘う、最高の感動。
世界中の強豪選手が集結した「第1回東京レガシー卓球」。
会場では、急遽出場となった毛利翼(マオリーイー)という中国の補欠選手が注目を集めていた。
初戦でいきなり世界ランク3位の選手を一蹴した男のユニフォームには、
中国選手のはずなのになぜか日の丸が縫い付けられていたのだ。
不思議な選手の登場に動揺するテレビ局の中継スタッフが調べると、6年前、毛利翼(もうりつばさ)という大学生が、
殺人の罪で逮捕されていたことが明らかになる。カメラに映る男とその大学生は同一人物なのだろうか?
過去と現在をつなぐ、絆のラリーが始まった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
一笑
12
第一回東京レガシー卓球大会の中継から物語が始まり、21年前、15年前、11年前、6年前と現在と過去を行ったり来たりしながらのお話。簡単に言えば、毛利翼と三崎啓介、大島美玲の友情物語だけれど、その友情が半端ではなかった。翼の生い立ちや美玲の交通事故だけでも大変なのに、そこに殺人事件もからんで3人の生き様は波瀾万丈だった。羽根や弥生、小学校教師の青木など脇役もいい。『メロスは走る。友を助けるために。だから君も走らなければならない。』横関さんにしては珍しい部類に入ると思うけれど、よかったです。涙涙の物語でした。2026/06/06
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