講談社文庫<br> 沙を噛め、肺魚

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講談社文庫
沙を噛め、肺魚

  • 著者名:鯨井あめ【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 講談社(2026/05発売)
  • 向夏の候!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/28)
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  • ISBN:9784065430644

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内容説明

ここに生きている
そう叫ぶために

沙に埋まりつつある世界、芸術は機械が創るものになった
若者たちは、内に秘める「やりたいこと」を突きつめてゆく

青春小説の旗手がおくる、きらめくディストピア長編

いい物語からは、いい音がする。
鯨井さんの物語からは、眩しく澄んだ音がする。
――ふうね(読書インフルエンサー/「解説」より)

世界は沙嵐に襲われ、芸術は機械が創るものになった――。
オアシスで父と暮らすロピは、好きな音楽の道を模索する。
やりたいことが見つからないルウシュは、母と同じ気象予報士になるため勉強する。
二人は、ここに在ることの意味を問い続ける。
小説現代長編新人賞受賞作家がおくる青春ディストピア長編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

18
白い沙の嵐が世界を徐々に侵食し埋め尽くす終末世界。何より安定を目指す人々の中、クリエイターを目指す少年少女たちを描いたディストピア小説。ささやかな日常を守り、安全で快適な街で過ごすことが幸せとされる中、周囲の反対を押し切り好きな音楽を続けるため音楽隊に入りたい少女ロピ。一方で好きなことに一生懸命な友人に劣等感を抱き、夢中になれるものを探す少年ルゥシュ。そこには息苦しい世界を生きる確かな意志があって、沙嵐に脅かされ絶望を突きつけられながらも、様々なものと出会い大切なものを見出してゆく姿が印象的な物語でした。2026/05/15

くに

3
に埋もれた近未来の日本が舞台。終末世界において、音楽や演劇などのエンタメを世に残そうとする人々を描く。昨今のAIと創作のジレンマに通じるところもあり、色々と考えさせられた。印象に残るセリフがたくさんあっていつかまた再読したいと思った。【89点】2026/06/02

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