新潮文庫<br> ロボットが泣いた夜(新潮文庫)

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新潮文庫
ロボットが泣いた夜(新潮文庫)

  • ISBN:9784102412619

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内容説明

近未来の大韓統一共和国首都ソウル。難病を患う少女、北朝鮮出身の少年、戦争後遺症に悩むサイボーグ刑事、孤独なロボット・プログラマー。各々に傷を抱えた彼らは、心優しき元戦闘ロボット、ヨーヨーと邂逅する。が、とある殺人事件の容疑がヨーヨーに向けられて……。はたしてロボットと人間との共存は不可能なのか? 生とは? 正義とは? 様々な命題を問いかける喪失と再生の物語。(解説・大森望)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

駒場

4
内容(ロボットと宗教、ジェンダー、戦争、人間の利己性、喪失みたいな結構哲学的テーマを含む内容)と、邦題と帯の「殺人の容疑はロボットに向けられた―ー」のキャッチフレーズが乖離しすぎててマーケティングが駄目すぎるという感想が先に来ちゃうだろ!殺人が起こるの最後の四分の一だからな!?南北統一がなされた朝鮮半島で、女として生まれた体を戦争で吹っ飛ばされてほぼアンドロイドとなった「男性警官」や、その妹であるエンジニア、ロボット廃棄場に集まる少女少年などのちょっと哲学的SF群像劇で、あんまりないタイプの小説なのに2026/06/14

sugsyu

2
 ゴミ捨て場で少女が遭遇したロボットは「天使」だった…キービジュアルを想像するとあまりにも押井守だが、群像劇としても広がりもある。ジュブナイルと家族(と国家)の歴史を描き切る傑作SF。そしてそれだけに、これが早川や創元でなく新潮から出されてしまうのと、邦題の凡庸さがあまりに残念。2026/06/12

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