京大的教養 「正しさは伝わらない、楽しさはうつる」

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京大的教養 「正しさは伝わらない、楽しさはうつる」

  • ISBN:9784863102972

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内容説明

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「オモロイこと」より「こうあるべき」を優先してきたすべての人へ!
「アホなことをせぇ」を起点にはじまる、カオスな世界を生き抜く教養論。

京大変人講座で知られる酒井敏先生(京都大学名誉教授)と、『京大的文化事典』を上梓した杉本恭子さんが導き手となり、京都大学の「アホなことをせぇ」という教えを起点にはじまる「何か」を「京大的教養」と名づけて探求する一冊。

なぜ今、「京大×教養」なのか? 世の中がどんどんキュウクツになるにつれて、世間が求める正しさ、効率性や合理性に疑問を抱く人も増えてきたのではないでしょうか。
京大的教養のインストールは今あなたが感じているキュウクツさを食い破る行為となって現れるかもしれません。
ようこそ、京大的教養の世界へ――!

【もくじ】
序章 京大的文化と折田先生像
第一章 京大っぽさの原点「教養部」
第二章 アホなことが世界を救う
第三章 カオスでフラクタルな世界のスケールフリーなわたしたち
第四章 役に立つモノを捨ててガラクタを集めよ
第五章 京大的教養は非言語的に現れる

【担当編集からのコメント】
「なんて自由なんだろう!」
はじめて京都大学の歴史や文化を知ったとき、あまりのカオスっぷりに感動したことを覚えています。
効率や合理性ばかりが求められ、世の中がどんどんキュウクツになるにつれ、社会が求める「正しさ」に疑問を抱く人も増えてきたのではないでしょうか。
京大には、世間の「こうあるべき」「~しなければならない」とは正反対のパワーがあります。本書を読んで、豊かで無駄な、そしてほんの少し怪しげな「面白い」に手足を伸ばしていただければ幸いです。

目次

序章 京大的文化と折田先生像
第一章 京大っぽさの原点「教養部」
第二章 アホなことが世界を救う
第三章 カオスでフラクタルな世界のスケールフリーなわたしたち
第四章 役に立つモノを捨ててガラクタを集めよ
第五章 京大的教養は非言語的に現れる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

manabukimoto

6
題名は森穀先生の言葉から。 「カシコ」を育成する目的で設立されたのが帝國大学(東大)だとすると、京都大学は「アホなカシコ」を育てようとするのを目的とした。連綿と継がれた非言語的な「京大的教養」を体系的に言語化しようとする試み。 教養部の前身の第三高等学校の折田彦一からして教員と学生を「さん付け」で呼ぼうと提唱する自由な討論ができる土壌。ほったらかしの校風は自学自習の尊重。「アホなことやれ」と自ら考えることを求められる学生たち。 合理化、効率化、時短の世の中で、学問の理想郷として、あり続けてほしい。2026/04/29

takao

2
ふむ2026/06/21

keith

1
アホなことをするという事は人間であるというアイデンティティとして大事。正解を求めれば何らかの正解はAIで導かれてしまうこのご時世に、わからないものをわからないまま受け入れる心持ちというか、矛盾やグレーゾーンを受け入れる度量というのが段々と(個人的にも)減ってきた気がする。 「これをしないと生き残れない」系のノウハウ本とか動画の脅迫に日夜晒されているなかで、「面白い面白い」と周りの評価に目もくれずガラクタを集め続けられるアホさは尊敬すべき人間の強みだなと。 ガラクタを集めてこそ常識外の発見も生まれると。2026/05/28

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