内容説明
映画『ひつじ探偵団』原作! とびきり可愛いエンタメミステリ
わたしたちのご主人が殺された!アイルランドののどかな村で、ひつじ飼いのジョージが殺されたから、さあたいへん。ひつじたちは上を下への大騒ぎ。主人の無念をはらすため、世界一賢いひつじミス・メイプル、武闘派ひつじのオテロ、超記憶力を持つひつじモップルら、数十匹のひつじたちは、事件の調査に乗り出した。やがて明らかになる、死体に付いた謎の痕、村人たちが隠していた秘密、不可思議な女の存在……。深まる謎を解き明かすため、ひつじたちは大胆な行動に出る!むくむく可愛いひつじたちが謎に挑む、ひつじエンターテインメント小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みのにゃー
4
映画はわかりやすく、可愛く、泣けた。原作も読むべしと手に入れたものの、かなり苦労した。すぐ眠くなるので一度に1章読むのがやっと。映画とは違う筋。7年前の殺人事件がいったい何だったのか、意外な犯人、羊飼いの副業。2026/06/08
ごま麦茶
4
羊飼いのジョージが殺され、犯人を見つけ出すために、ひつじたちが奮闘!映画が気になり、観に行く前に!と読み始めましたが、予定の関係で、真ん中まで読んで、映画を観て、また読むという不思議な読み方に…。映画も小説も、全然違いそれぞれ楽しかったです。小説的には最初はひつじも人も名前が覚えられず時間がかかり、慣れてきてひつじ可愛いなと思い始めた頃には、ひつじたちは捜査もするけど気付けば草を食んでいることが多くて、展開がのんびりに感じられ…のんびり楽しみました。ジョージとひつじたちの信頼関係に胸がぎゅっとなりました。2026/05/23
やいとや
1
映画を観てから読了。それから読んでみると、映画の「エンタメ全振り!」な姿勢の潔さに感心したり。この作品、コンセプトだけ聞くと「三毛猫ホームズ?」と思ってしまうのだが、読んだ印象は「吾輩は猫である」に変わった。ミステリとしては正直薄味。こうした動物ミステリのキモは「人語を操れない動物が如何に推理を伝えるか?」だと思うが、羊達が採用したそれはイマイチ伝え切れていないし、ロジックも甘い。だが、主題を「羊による文明批評」としたら途端に面白くなる。訳が固くぎこちないが、それもマッチしている気になるのが興味深い。2026/06/12
UPMR
1
映画を見損なったため原作のほうを読むことにしたが、どうやら映画はかなり改変されてるらしく、話にきくかぎりは映画のほうが楽しそうだなと思った。少なくとも本書の真相をそのまま映画にしたらぜんぜん面白くならなそう。かなり拍子抜けすぎる。探偵役の羊も結局たいした活躍をしてないし。動物小説としては、羊の目線から見た人間たちの様子はユーモラスではあるのだが、それはだいたいの動物小説で味わえる順当な魅力にすぎないし、そのわりに文章がくどくどしていて、もっと素直にくすりと笑えるものであってほしかったとも思う。2026/06/02




