内容説明
ポッドキャスターと服役囚、異例の父子捜査!
「ようこそ〈クライムキャスト〉へ。お相手はわたくし、マルクス・ヘーゲル」
キャンピングカーを拠点に未解決事件を追うポッドキャスターのマルクスは、ある日、地元紙記者から配信シリーズ〈届かなかった叫び〉について問い合わせを受ける。
十五年前、小さな町で七歳の少女が失踪。悪名高かった彼女の父親が逮捕されるも、刑務所で命を絶ったという事件を扱ったもので、ある事情により更新を打ち切っていた。
だが、その後しばらくして新たな事件が発生し、関連を疑ったマルクスは調査を再開。情報を得るため、収監中の父フランクに連絡を取る──。
異色の父子調査が光る、ノンストップ・ミステリ。
『猟犬』で「ガラスの鍵」賞など三冠を達成したヨルン・リーエン・ホルスト氏、
「アントン・ブレッケ」シリーズでノルウェー書店大賞を最年少で受賞したヤン=エーリク・フィエル氏、
ノルウェーを代表するライバル作家たちが手を組んだ衝撃の共同執筆作品。
解説:杉江松恋
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ナミのママ
67
キャンピングカーで暮らすポッドキャスターが主人公という面白い設定。彼が取り上げた15年前の事件の謎解き。その調査手法は移動しながらポッドキャストを使うもの。さらに協力者として、刑務所に収監中の父親が登場する。この2人、どちらも曰く付きだが今作において過去はわからない。15年前の7歳の少女誘拐事件は父親が逮捕、刑務所内で自殺。彼は本当に犯人だったのか?ノルウェーを舞台にしたこの作品、次作を読まないと主人公のキャラクターがなんだかスッキリしないかな。2026/06/02
M H
23
ホルストといえばイケオジの警部ヴィスティングだけど今回は違って、ノルウェーの人気作家同士による共同執筆。未解決事件を追うポッドキャスターのマルクスが主人公だ。15年前の少女失踪事件があることをきっかけに動き出し、収監中の父親との絡みはありつつ、地道に話を聞き取ってつながりを辿る手つきが好み。静かでありながら感情の動き、人間味もよく出ている。本国でどうなっているか知らないけど必ずVol.2も出してほしい。2026/05/08
ケイジ
18
冤罪を立証するためにポッドキャスターのマルクスが刑務所にいる父と真相を暴く。いまいちマルクスに感情移入出来ず、さらに人物の名前がややこしくて読むのに苦労しました。2026/06/04
たーさん
12
ヴィスティング警部シリーズが翻訳が途切れてまだかなまだかなと待っていたらホルストさん、ライバル作家とタッグを組んで新シリーズを始めたみたいです。警官を志すも挫折し未解決事件のポッドキャストを配信するジャーナリスト、マルクス。少女が失踪し実の父が殺人容疑で逮捕された事件が実は冤罪ではないかと疑惑か出て。ヴィスティング警部に娘のリーネがいるようにマルクスにもフランクという父がいて事件調査に協力するのだけどフランクは服役中の囚人。危うい親子関係と地道な聞き込み。謎解きも面白く続きが読みたくなるシリーズ。2026/05/13
mameta_vista
2
★★★☆☆2026/05/24
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