集英社文芸単行本<br> 燻る骨の香り

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集英社文芸単行本
燻る骨の香り

  • 著者名:千早茜【著】
  • 価格 ¥1,925(本体¥1,750)
  • 集英社(2026/04発売)
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  • ISBN:9784087700459

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内容説明

熱を帯びた薫りは、絡みついて、重く残る――。
『透明な夜の香り』『赤い月の香り』に続く、「香り」シリーズ最終作!


江戸時代から続く京都の香老舗・瑞雲堂。社長の娘である真奈には、飛びぬけた香の才能を持つ妹・丹穂がいた。亡くなった彼女の遺体を荼毘に付す際、あたりを満たしたのは、するはずのない最高級の沈香・伽羅の薫り。
葬儀から数か月後、真奈の前に「伽羅の骨」を探す男・新城と、生前の丹穂との約束を果たしに来たという調香師・小川朔が現れ……。
香りのサロンを開く前、20代の朔を描いた前日譚にして完結編。

【著者略歴】
千早茜(ちはや・あかね)
1979年北海道生まれ。幼少期をアフリカで過ごす。立命館大学文学部卒業。2008年『魚神』で第21回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。翌年、同作にて第37回泉鏡花文学賞を受賞。13年『あとかた』で第20回島清恋愛文学賞、21年『透明な夜の香り』で第6回渡辺淳一文学賞、23年『しろがねの葉』で第168回直木賞を受賞。『ひきなみ』『赤い月の香り』『マリエ』『グリフィスの傷』『雷と走る』、食エッセイ『わるい食べもの』シリーズなど著書多数。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

aki

12
朔が完全オーダー制の香りを作るお店を始める前日譚であり「香り」三部作の完結作。300年の歴史を持つ京都の香原料の販売等の老舗〈瑞雲堂〉の一族の秘め事が、娘の丹穂が亡くなり、朔が姉の真奈の元に現れた事で露わになっていく。朔と同様に類稀なる嗅覚の持ち主だった丹穂。自分は凡人であると常に自信のない真奈。そんな2人が互いに抱いていた嘘と執着が、まさに燻るという言葉がピッタリなこの世界観の中でゆらゆらと漂い続けていた。邪魔でもあり才能でもある朔の嗅覚によって香りの奥深さも存分に味わえ、芳しい独特な世界の余韻に浸る。2026/04/24

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