内容説明
あなたのことを、もっと知りたい。
夫と子どもたちとの生活のなかで孤独感を募らせ、家を飛び出した沢辻涼子は、洞察力と推理力に優れた美しいBARのママ、野宮ルナと出会い、共に大阪の街を巡った。人生を変える旅から東京へ戻った涼子が、ためらいながらも再びルナに会いたいと彼女の店を訪ねたちょうどそのとき、ルナのもとに古い型のノートパソコンが届けられる。開こうとするとパスワードに阻まれるが、ルナはパスワードを知らず、送り主にそれを聞くこともできないという。いったい誰が、何のために送ってきたものなのか。わからないまま涼子は、大阪で自分を助けてくれたルナのために、パスワード探しを手伝うことに。ヒントは、パスワード入力画面に設定された1冊の本ーー『吾輩は猫である』。
手掛かりの本を発端に行く先々で事件に巻き込まれながら、パスワードを試していく二人。ここにたどり着いてほしいーー願いを込めた仕掛けに挑めるチャンスは、5回。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
プレジデント
12
秋吉理香子さん、初読みの作家さんで、ドラマの原作本ですが、ドラマが始まる前に読み切ったのも初めてです。主人公は辻沢涼子、初恋の人と結ばれなかった過去を持つ女性で、現在、彼女は自分の人生に大いに落胆しています。もうひとり、ママこと、野宮ルナという女性もいろいろなものを背負って、今はバーのママのようです。この二人が涼子と結ばれなかった「カズト」と探しに大阪へと旅立ちます。ただ、このママが小説からの推理力・観察力の凄さで事件解決。ソレは読んでのお楽しみ。読後感は「灯台元暗し」涼子は悲しくなることはなかったです。2026/03/30
skr-shower
1
初読み。TV化の前に読みたかったのだが出遅れ。途中で「そうか!」ななるけれど大団円で良いのでは。ドラマ化も良さそうな脚本。2026/04/22
東海太郎
0
Tと専業主婦の旅 文学と人探し(=自分探し)の旅 色々あって大団円




