扶桑社BOOKS新書<br> 超越する知性 「正義」に騙されないための読書

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扶桑社BOOKS新書
超越する知性 「正義」に騙されないための読書

  • 著者名:岩田温
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 扶桑社(2026/04発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594102821

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内容説明

執行草舟氏(著述家、実業家)推薦!

私は本物の「読書論」と出会った。
本書は、読者の人生の「ど真ん中」を立てるに違いない。

読書には本物と偽物がある。
本書は「読書論」の本物と言っていい。
本物だけがもつ真の知性が迫って来るのだ。

【本書で紹介される作品】
内村鑑三『後世への最大遺物』 佐藤一斎『言志四録』 太宰治『トカトントン』 田中美知太郎『人間であること』 徳富蘇峰『読書法』 西村賢太『苦役列車』 三島由紀夫『英霊の聲』 向田邦子『蛇蠍の如く』 安岡正篤『論語に学ぶ』 横山光輝『三国志』 渡部昇一『渡部昇一 青春の読書』 オー・ヘンリー『改心』 キケロ『友情について』『老年について』 旧約聖書『ヨブ記』 グロスマン『万物は流転する』 ゴールディング『蠅の王』 ショーペンハウアー『読書について』 スマイルズ『自助論』 セネカ『摂理について』 ディケンズ『クリスマス・キャロル』 ヒトラー『わが闘争』 プラトン『ソクラテスの弁明』 ホッファー『大衆運動』 ミルトン『闘士サムソン』 モンテーニュ『随想録』 モーム『雨』――など

答えのない問いを考え続けるために、人は本を読む

【本書の内容】
第1章 人は「正義」を求める
「正義」という狂気…ヒトラーの読書法/大衆運動に参加する人々
第2章 何のために本を読むのか
第3章 よき本は自己との対話を深める
よき本との出会い/童話から長編まで/観てから読むか、読んでから観るか/自分のための一冊を探す/中国の古典の魅力
第4章 本を通じて本を知る
第5章 苦悩ある人生を生きるために
「そのために死ぬ」ことができるか/因果応報と不条理

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

tamami

74
スマホの機能の一つに、ある事柄に興味や関心を示すと、そのことに関連した記事やCMが集中的に掲載されるということがある。本書は端的に言えば、岩田流読書案内であるが、随所で一つの見方に偏らない読書の仕方、本の選び方を述べている。非常にわかりやすい文章で、取り上げられる本や作品を思わずその場で読みたくなる衝動にかられ、太宰治や三島由紀夫、中島敦など何十年も積読状態であったのを書庫から引っ張り出して、新鮮な思いで読むことができた。一方で、内村鑑三やソクラテスに対するマイナーな見方も記され、蒙を開かれる思いがした。2026/05/03

軍縮地球市民shinshin

15
著者が2018年に出版した『政治学者が実践する流されない読書』を新書化したもの。ただし大幅な増補改訂を行い、書名も改めているので実質新著のようなものだろう。旧著も読んだが内容を忘れているので全編新鮮な感じで読めた。著者の読書量は圧倒的で内外の古典をよく読んでいる感じ。専門の政治哲学の本はもちろん、文学書も多く読んでいる。やはり教養が深くないとこんな本は書けないだろう。著者は読書を「修養」のひとつと捉えている節がある。単なる娯楽のための読書ではなく、読書を通じて己の血や肉になる本を読めと言っている気がした。2026/06/07

鵜川161

6
読んでみたい本がたくさん紹介されいた。読んで見たい本が増えた。読むことで、考えさせられることや悩むことに気づく。何のために生きるのか。考え続けないといけない。その継続性がより高い知性へとたどり着ける。「あらゆる悪徳の中でも、飲酒ほど成功の妨げになるものはない」酒を飲んでだらしなく生きていくのか、人間の可能性を追い求めて生きていくのか。もう一度読んでみたい。2026/05/15

みんな本や雑誌が大好き!?

3
この本は2018年に刊行された『政治学者が実践する 流されない読書』 (育鵬社)を解題し、大幅な加筆・再編集したものです。旧版がいま手元にないので、細かな比較照合できませんが、今回の新版は旧版をかなりブラシュアップされたものだと思います。 「本を読むのが好きだという人、読書家という人のほとんどは、こうした自己自身が変わった、成長したという感覚を味わったことがある人です。読書を通じて自己が変わったという感覚を味わったことのない人は、まだまだ読書経験が浅いといっても過言ではありません」。同感です。2026/04/25

卍東海老人改

3
岩田温の本はこれが初めてであるが、なによりも選書が素晴らしい。それに読書への姿勢もまた好感を抱く。この本に紹介されている本はすべて読むのがいいと思う。個人的には、グロスマン『万物は流転する』とミルトン『闘士サムソン』が気になった。またエリック・ホッファーについての文章が、この本ではもっとも気に入った。良質な読書論であり、読書案内である。2026/04/25

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