内容説明
今年1月に亡くなった,平成の日本政治をリードした野中広務氏が残したメッセージ.長らく続いた55年体制が崩れてゆく時,自民党の中で,「政界の狙撃手」とも呼ばれた野中氏は,何を見,何を感じ,どのように決断し,戦ったのか.今の自民党,政治状況を改めて考えるためのヒントに満ちた回顧録.
目次
はしがき(御厨 貴)
第一章 国政に出るまで
生い立ち/園部町町長に/反蜷川府政への転機/府会議員への当選と林田府政の誕生/副知事への就任/衆議院初当選
第二章 創政会の旗揚げと竹下内閣の誕生
二回目の当選/建設委員会と逓信委員会/自民党の部会/創政会の旗揚げ/田中派夏季研修会の思い出/田中角栄と竹下登/衆参同日選挙/中曽根裁定―竹下総裁誕生へ
第三章 竹下・宇野・海部内閣時代
竹下内閣の成立/建設政務次官になる/創政会から経世会に/消費税・大喪の礼・リクルート事件/宇野内閣と参議院選挙/海部内閣とねじれ国会/金丸訪朝団/その後の北朝鮮との関係
第四章 「政界の狙撃手」
衆議院逓信委員長/島桂次NHK会長を辞任に追い込む/党総務局長で選挙対策を行なう/選挙参謀の日々/東京佐川急便事件/経世会分裂への動き/「政治改革」に対する考え方/宮澤内閣から細川内閣へ
第五章 「野党・自民党」の闘い
一九九三年の総選挙/自民党が下野して/細川内閣で予算委員会理事になる/自民党の動き/連立与党との闘い/田中角栄の死/政治改革法案をめぐって/連立政権の綻び/京都府の自民党/細川内閣から羽田内閣へ
第六章 「自社さ」村山内閣の誕生
細川内閣の瓦解/連立政権誕生に向けて/村山内閣で自治大臣・国家公安委員長に就任する/連立与党の閣議/阪神・淡路大震災/自治大臣と国家公安委員長の兼任/野党側の動き/自治省官僚との関係
第七章 「戦後五十年」と危機管理――自治大臣・国家公安委員長として
河野義行さんのこと/麻原彰晃逮捕/官邸の危機管理/函館ハイジャック事件/大蔵省との関係/村山総理と戦後五十年/参議院選挙と橋本総裁誕生
第八章 橋本内閣を支えて
橋本総裁の印象/第一次橋本内閣の組閣に関わる/幹事長代理・選対総局長/九六年総選挙/住専問題など/沖縄との関わり
第九章 普天間問題と橋本行革
第二次橋本内閣の人事と普天間返還/行政改革,NTT分割/第二次橋本改造内閣の成立/大田昌秀沖縄県知事のこと/大蔵省問題/新進党の解体/橋本内閣の路線転換/「社さ」との閣外協力の解消,民主党の結党/参議院選挙で自民敗北/橋本内閣総辞職へ
第一〇章 悪魔にひれ伏してでも――小渕内閣官房長官時代
小渕内閣の官房長官への就任/小渕内閣の組閣/総理と官房長官の関係/九州・沖縄サミット/小沢自由党との連立/官房長官を退任する/公明党との連立/自自公連立
第一一章 小渕首相,倒れる
自自公連立補足/内閣改造/幹事長代理としての選挙対策/幹事長代理,幹事長と総務局長/政治家同士の関係/省庁再編と金融不安のなかで/自自連立解消へ/小渕総理,倒れる
第一二章 神の国発言・加藤の乱・えひめ丸事故――森内閣の退陣まで
森内閣の発足から解散・総選挙まで/竹下登,死去/第二次森内閣/加藤の乱/幹事長を退任する/えひめ丸の事故/KSD事件と参議院の勢力/ポスト森の総裁選と橋本派
第一三章 小泉内閣時代と政界引退
二〇〇一年の自民党総裁選/田中真紀子外相をめぐって/二〇〇三年の自民党総裁選/小泉純一郎と北朝鮮問題/小泉内閣の組閣と政策/公務員制度改革/中国訪問/ハンセン病国家賠償訴訟/飯島秘書官,鈴木宗男氏について/政界引退/これまでの人生をふり返って
後 記 (野中広務)
オーラル・ヒストリーを終えて (牧原 出)
解説「人間の弱さ」に敏感な政治家 (中島岳志)
野中広務略年譜
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nishiyan
かみーゆ
史
Ikkoku-Kan Is Forever..!!
代理




