集英社新書<br> サイエンス日本史 時代を動かした「科学の力」

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集英社新書
サイエンス日本史 時代を動かした「科学の力」

  • 著者名:左巻健男【著】
  • 価格 ¥1,155(本体¥1,050)
  • 集英社(2026/04発売)
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  • ISBN:9784087214062

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内容説明

私たちが知っている歴史には、サイエンスが大きく関わっている。火の利用と縄文土器、金アマルガムと奈良の大仏、たたら製鉄と日本刀、コウジカビと発酵食品、光ファイバーとインターネット……。サイエンスはあらゆる時代の象徴的な場面で、その力を発揮してきた。本書では、日本史の中で科学が特に深く影響を与えてきた14テーマを厳選。縄文土器、五重塔からトイレ、鉄、漆、食、通信、鉄道、電池などを興味深いエピソードとともに面白く解説する。日本史にサイエンスの知見を盛り込んだ画期的な一冊!

目次

はじめに
第1章 土器の日本史――縄文土器からガラスまで
第2章 トイレの日本史――桟橋式トイレからウォシュレットまで
第3章 建造物の日本史――法隆寺五重塔から東京スカイツリーまで
第4章 金と銀の日本史――奈良の大仏から都市鉱山まで
第5章 鉄の日本史――古代の武器・農具から近代製鉄まで
第6章 食の日本史――稲作からうま味調味料まで
第7章 漆の日本史――漆塗り土器から漆メダルまで
第8章 品種改良の日本史――キンギョ、アサガオからサクラまで
第9章 電池の日本史――屋井乾電池からペロブスカイト太陽電池まで
第10章 磁石の日本史――KS鋼から世界最強のネオジム磁石まで
第11章 機械の日本史――からくり人形から自動車まで
第12章 通信の日本史――狼煙からインターネットまで
第13章 鉄道の日本史――蒸気機関車から新幹線まで
第14章 灯りの日本史――たいまつからLEDまで
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

83
題名に魅かれて手にしたのだが…。14のテーマには「トイレ」や「漆」などユニークな選定があるが、歴史にどう影響したのかのインパクトが希薄だし、そもそも、多くの技術が海外(中国/西洋)からの導入であり日本の独自性が希薄なのが残念。著者の他の著書と同じように、雑学的に技術の変遷を紹介する散漫な内容になっているが、日清戦争で「勝利はひとえに乾電池によるもの」と称賛された屋井乾電池や、たたら製鉄による日本刀など、日本独自であり、まさに歴史を変えたという技術にスポットライトが当たってもよかったのではないかと思う。2026/06/15

エドワード

33
火にあたった粘土が固まるのを見た古代の日本人は、縄文土器を創り出す。縄文土器のもたらした文明に驚く。食物の種類と調理法が増え、貯蔵ができる。世界一早く一万年前に土器を発明したのだ。世界最古の木造建築を持つのも日本だ。卓越した日本刀の鍛造技術。1543年に2挺が伝わった火縄銃は、十年後には十万挺となる。日本のテクノロジーのすごさを次々と感じさせる本だ。現代でも、自動車王国、電車王国、電池王国、磁石王国、枚挙に暇がない。日本はこの先も<ものづくり>の国であるべきだ。観光立国など、他に何もない国のすることだ。2026/04/26

フク

13
日本の技術史という印象が強いが、それはそれで楽しんだ。 歴史の本でダイオードの図を見る羽目になるとは思わなかった。 図書館2026/05/24

むた

13
タイトル通りの内容。もし数億年後に地球の歴史を振り返る者がいるとしたら、現代を含むこの数千年というものは特段の変化があった時代として語られるのだろうか。それとも、古代人類であるホモ・サピエンスが栄えた時代であり、それなりの文明はあったもののそれを維持するための生物的リテラシーを持ち合わせなかったために絶滅した、と教科書にさらっと書かれるだけなのか。はたして科学技術の進歩はどこまで。…待てよ、数億年後に教科書とかあんのか?2026/05/22

coldsurgeon

12
人類の進化が火の利用で始まったように、科学・技術の発見発明により、歴史が動いてきた。日本史を科学の力で見るというより、日本の歴史の中で科学技術がどのように利用されてきたかを知る書となっている。土器、器、漆器などの日常生活に結び付いたものの、説明が興味深かった。2026/05/02

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