講談社現代新書<br> 日本神話を読みなおす

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講談社現代新書
日本神話を読みなおす

  • 著者名:橋本雅之【著】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 講談社(2026/04発売)
  • 揺れるコスモス!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~9/20)
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  • ISBN:9784065435441

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内容説明

古事記・日本書紀・風土記ってこんなにおもしろい!

・出雲の国引き神話を漁民の目で読むと?
・羽衣伝説と農耕の意外な関係とは?
・アマテラスはなぜ岩屋戸に隠れたのか?
・神武天皇が熊野の険しい山道を選んだワケは?

神話を国家から解放し、人びとの暮らし・風土・文化に注目すると、知られざる神と人間たちの物語が見えてくる!


これまでの研究では、ややもすれば神話を王権という政治性や国家の歴史に結びつけがちであったが、本書では目線を低くずらして、人間の生活が神話のなかに描かれているという視点に立ち、時に強くもあり、また弱くもある人間を見つめてみたいと思う。
それは大袈裟に言えば、神話を国家という縛りから解放する試みである。しかし、実際のところ本書はそのような大上段に構えた勇ましい考察ではない。神話のなかから村里で生きていた人、言い換えれば私たちのすぐ近くにいるような人たちの姿を掘り起こしてみたいと思うのである。そのような目で神話や伝説を読むと、じつにさまざまな人間の「生きざま」が、神の姿を借りて描かれていることに気がつく。――「はじめに」より

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

24
古事記・日本書紀・風土記に記された神話を、国家の正史という枠組みから解放し、人びとの暮らし・風土・文化に注目しながら知られざる神と人間たちの物語を読み直す1冊。漁民・農民・山人たちの生活や身体感覚から神話を再解釈するアプローチで、出雲の国引き神話や羽衣伝説、天の岩屋戸や神武天皇などの具体例から、壮大な神話の裏に隠れた人間くさい現実を浮かび上がらせることで、最新知見を織り交ぜながら見方を変えることで神話が古代人の生きざまや環境との関わりを語るものとして見えてきて、豊かな日本文化の根源を感じさせてくれました。2026/05/24

ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪

10
「古事記」「日本書記」を文学では神話はよく語られるが和銅6年に「風土記」がつくれれてまるで神様土地によって呼び方も歴史も違うものに。熊野のイワレヒコ〈神武天皇〉の大和のに向かうルートなど「日本書記」と「古事記」では違うのはうなずける面白い理由が。太陽かぁ。2026/08/20

くくの

9
日本神話を人の活動や実際の地理から考察していく。神話を全体的に解説してくれるのかと思ったが、要所要所を掻い摘んで、それを考察していくものだった。また、気づいたのだが、私は日本神話を読み終えていなかった。読みなおす以前の問題だった。毎回、古事記の前半で挫折していた。それはそれとして、読んでいて「へえ」という発見は多い。ただ国引きの話で、「童女の胸をすくいとるような鋤」が引っかかって、内容が頭に入ってこない。何かの呪具的な鋤なのだろうか?2026/07/26

フク

9
「神話や伝説の中に人間の生活を読む」 心理学や植物学など一見関係なさそうな他分野からの知見がとても興味深い。 図書館2026/07/09

西

4
どうしても昔の人を無意識に下に見てしまうところが誰にもあると思うが、彼らと我々もさほど変わらないとも思う。分からない事が多かった昔、理不尽な事を受け入れるためにも物語は必要だったのかなと思ったり。答えがなかなか分からないけど、その分考古学は面白いのかなと思う2026/09/06

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