津波の人類学 海を越えた東日本大震災

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津波の人類学 海を越えた東日本大震災

  • 著者名:内尾太一【著】
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  • 東京大学出版会(2026/04発売)
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  • ISBN:9784130561297

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内容説明

●海の向こうにある3.11の世界●
津波が及ぼした影響をモノと文化の連鎖として捉え
新たな構想を提示したフィールドワークの精華

東日本大震災は、日本を遥かに越えた災害でもあった――国内の被災地を5年にわたり調査した好評の前著(『復興と尊厳』2018年)から更にスケールを広げ、海外で津波の影響を受けた南米・ポリネシア・北米の各地を巡り、環太平洋の視点から土地と人々が経験した変動を描き出す。津波がもたらす影響を、海を越えて広がる物質的・文化的連鎖として捉え、新たに「被災圏」という構想を提示したフィールドワークの精華。


【主要目次】
はじめに

第一章 津波をめぐる想像力
1 津波と人間/2 トランスナショナルな津波災害と両岸の研究/3 人類学的想像力

第二章 地球の裏の3.11
1 地球観測史上最大の地震/2 チリの3.11の被災地/3 「東日本大震災」を問い直す視座

第三章 津波とモアイ
1 アフ・トンガリキ/2 日本とイースター島の関係史/3 南三陸町とイースター島の往還/4 モアイを通じて想像する

第四章 震災起因漂流物と瓦礫ヒッチハイカー
1 津波によるモノと生物の越境/2 海を越えた生態系――海洋科学者はいかに対処したか/3 価値ある漂着瓦礫――文化・芸術の専門家はいかに応答したか/4 津波をめぐるエージェンシー

終 章 人類学的想像力の地平――被災圏の構想
1 関係性を生成する想像力/2 被災圏

おわりに――被災圏に生きるということ

あとがき

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