講談社文庫<br> ぴりりと可楽!

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講談社文庫
ぴりりと可楽!

  • 著者名:吉森大祐【著】
  • 価格 ¥1,078(本体¥980)
  • 講談社(2026/04発売)
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  • ISBN:9784065430149

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内容説明

第3回細谷正充賞受賞作
江戸落語の立役者・三笑亭可楽の
まっしぐら人生!

【三宅裕司さん、春風亭昇太さん、大絶賛!】

櫛職人の又五郎は「お笑い」好きの粋な旦那衆が揃う〈噺の会〉の下っ端ながら、
大坂からやって来たお笑い芸人を向こうに回し、ここでやらなきゃ江戸っ子の名折れとしゃしゃり出る。
が、急ごしらえの寄席はたった五日で店仕舞い。自分のあまりの不甲斐なさに江戸の街を飛び出した又五郎、
百戦錬磨の芸人たちが集う街道沿いの宿場町、越ヶ谷・松戸で揉まれて丸二年。
修業の末にようやく掴んだ前代未聞の即席芸〈三題噺〉で
一世一代の大勝負に打って出る!

「ただ洒落噺が好きだった櫛職人の又五郎が、紆余曲折の末に三題噺を創り上げる。
ベテラン芸人の才能に打ちのめされながら、オリジナルの芸を求めて足掻く姿は、
何かを創ろうとするすべての人の共感を呼ぶ。
真っすぐに自分の道を歩む又五郎に、惚れてしまった。」
(第3回細谷正充賞受賞の際の講評より)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

みすみ

12
江戸初の職業落語家・三笑亭可楽を主役に据えたエンタメ時代小説。寛政当時の世情や芸の在り方、三題噺や可楽十哲といった落語要素も入れ込みつつ、すいすい読める物語に仕上がっている。『あかね噺』ファンとしてはもうちょっと落語の技術や解釈にウェイトを割いてほしくなるところではあるけれど、テンポと親しみやすさを重視してわざとこの形にしているんだろうなと。落語に詳しくてもそうじゃなくても、朝ドラ感覚で気軽に楽しめる良作だと思う。細谷正充賞にハズレはない。2026/05/03

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