講談社文庫<br> 殺戮の狂詩曲

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講談社文庫
殺戮の狂詩曲

  • 著者名:中山七里【著】
  • 価格 ¥847(本体¥770)
  • 講談社(2026/04発売)
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  • ISBN:9784065423639

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内容説明

少年時代に殺人を犯したが、のちに氏名を変え、弁護士となった御子柴礼司。
常識外れの論理と禁じ手すれすれの証拠を駆使し、悪評まみれの御子柴が、
高級老人ホームの入所者九名を惨殺した男性介護職員の弁護を引き受ける。
自らの凶行を崇高な使命だとうそぶく被告人の真意とは? 
シリーズ屈指の衝撃作。

「被告人が無実だろうと真犯人だろうと関係ない。依頼人の利益になる判決を勝ち取るだけだ」

ドラマ「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲」原作「御子柴弁護士」シリーズ、第6弾。

●御子柴礼司(みこしば・れいじ)
本シリーズの主人公。14歳の頃、幼女を殺害しその遺体を解体してばら撒き〈死体配達人〉
と世間から呼称される。少年刑務所を経て、高額の報酬を得ながら、
検察の見立てを次々ひっくり返す悪徳弁護士となる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

aki

24
23年の小説現代にて既読だったけど、文庫にて再読。有料老人ホームで起きた殺戮事件。物静かで真面目で人の良さそうな介護士が、九人もの罪のない無抵抗な老人を次々と殺めていく壮絶な始まりで幕が開く。「生産性のない年寄りはこの世からいなくなった方が社会に貢献できる」と反省などまるでなく主張し続ける犯人。その弁護を御子柴が引き受ける。どう考えても死刑を免れないであろうこの事件を、どう料理するのかが見もの。御子柴が目をつけた所も流石だが、まさかの繋がりがあった事にも、そうきたかーと、またしても七里さんにやられる。2026/04/20

ブランノワール

5
とても考えさせられました。好きなシリーズです2026/04/21

グレートウォール

4
御子柴礼二シリーズ第六作目。これまでも十分に話題の事件に関わってきた御子柴が今回も世間の耳目を集めるとんでもない事件に携わる。 無理だ。とても今回はひっくり返せないだろうと読み進めるうちに、今回の御子柴の狙いはどこにあるのかを考えながら読んでいた。 著者は執筆当時の日本で話題になっている社会問題を作品に盛り込み、登場人物たちが生き生きと奮闘する様を描くことに長けている。文章は読みやすく、真相の一端を出すタイミングがうますぎる。この二つが合わさるとこんなにも没入できるとは。本作も存分に楽しめた。2026/04/17

Sako

2
御子柴シリーズ最新作。さすがの展開で納得の結末。そしてシリーズのお約束も守られていた。 本件は圧倒的不利な裁判、しかも極刑が免れようもない。御子柴の切り札は隠されたままで、どうすんのかなと思っていたら、思わぬところに真実が。なるほどね。 ところで、どうして彼は『死体配達人』なんて温い呼び方なんだろう? 彼は単なる配達者でなく『猟奇殺人犯』なのにね。わからん。なにか理由があるのか。 そして『母親に対してなんの感傷もない。そう言い聞かせている』この一文は意味があるのかないのか。次作がまた待ち遠しい。2026/04/19

らみゅね

1
高級老人ホームで働く介護士が入所者39人全員を殺害しようとした動機とは。「無罪」を主張する弁護とは。 御子柴シリーズは幾重にも仕掛けがあり夢中で読み切る。『バケモノの弁護を〈死体配達人〉が請け負う。まるでバケモノの互助会だ』2026/04/21

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