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内容説明
なぜ人は芸術に巨額を投じるのか。
なぜビジネスの最前線で、アートが求められるのか。
市場は何に反応しているのか。
そして、芸術の真価とは何か。
「ベネッセアートサイト直島」のプロジェクトを成功に導き、金沢21世紀美術館館長、東京藝術大学大学美術館長を歴任。
アートの真価を問い続ける伝説の美術評論家が、アートを読み解くための「見取り図」を提示する。
AIがすべてを奪ってゆく時代だからこそ、アートに意味がある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
manabukimoto
2
現代アートに関して多くの学びを得る一冊。 ・第一次世界大戦が近代文明批判としてのアートを確立。第二次世界大戦で中心地が欧州からアメリカに。 ・ジェフリ・クーンズ。彼のバルーンアートに見るアメリカ資本主義の虚構性。 ・現代アートの地政学。米中は超お金持ち、フランスはハイブランド企業(LVMH)と超賢い官僚たちによる地域文献政策。(前者のおかげで、心斎橋のLVでクーンズが観れて、後者は金沢の21世紀美術館に影響を与えている)。日本は数奇者の消滅で。 ・美術館と博物館の違い。鑑賞者の主観との相互作用。 ・2026/04/18
ディス
1
△。期待とはズレがあった。哲学的な問いとしての入門というよりは、鑑賞ガイドと実作紹介の色が濃いと感じたかな。2026/07/03
Go Extreme
1
🎨AI:過去データ+超効率的生成=最適解の量産 ⚠️人間:正解の奴隷化+思考停止=創造性の喪失 💡アート:感性ノイズ文脈=独自の問いの提示 ⚖️価値の転換:正解(AI)<問い(人間) 🔄鑑賞:作品⇔脳内対話:自ら意味を創出 🚀未来:AIが表現を民主化:人間は美の哲学を問う 💎結論:AIの時代=アートという名の「人間性の回復」2026/06/09
2138
0
現代アートに連なる歴史と解説、現代アートの見方、美とは何か、接し方について解説した新書。ゴールドの便器からバナナの話は知らなかった。こういう文脈がアートの価値として必要という話であり、一方で現代アートとしてポリコレ、反グローバリズム、反資本主義の潮流にしたいけどトランプが予算削ったり中国経済が失速したらアート市場が思いっきり縮小するのがなんとも言えない。「買ってみよう」の章でもやっぱりそういう価値観だし、ビジネスとアートの章でも発想や文脈や観察力を鍛えるみたいな、哲学や読書と同じような事言ってるのだった。2026/07/23
たま
0
美術館と博物館の違いのくだりが参考になった。博物館に収蔵されている文化財も価値や評価が不変という訳ではなく、研究や発見によって見直されることも多い。となると、時間軸の長短だけの違い…人生よりも長いかどうか…にも思える。自分が生きていることの意味(?)について、意外な角度から光を当ててくれる一冊。2026/07/04
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