内容説明
『長月堂』の看板商品は、しっとりと鈍い金色の輝きを放つ栗きんとん。思いがけずその味を受け継ぐことになった沙都子は、手探りながら和菓子作りに向きあい始めるのだが……。胸が熱くなり、じんわり泣ける「和菓子×お仕事小説」!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みかん🍊
72
毎年秋になると恵那や中津川の方へ栗きんとんを買いに行くので恵那の老舗和菓子屋が舞台の作品と手に取った、病院の管理栄養士として働いていた沙都子は祖母の骨折で実家へ帰って祖母が担っていた栗きんとん作りをする事になる、子供の頃から祖母と作ってきたが店で商品として出すのは初めて、大反対していた頑固な父親と家族同然の和菓子職人の典さんと3人で店を回していく、栗農家一家や元職場の後輩、お客さんと周りの助けによって、成長していくがコロナ禍や思わぬトラブルに見舞われながらも頑張っていく姿が清々しい、良かったです。2026/06/23
陽ちゃん
11
そういえば去年の秋は栗きんとん食べそびれちゃったな、と思いながら読み始め、むちゃくちゃ食べたくなったまま読了。と言っても百貨店でゲットするいわゆる大手の栗きんとんしか食べたことないので、いつか、そのお店でしか購入できない手作りの栗きんとん、食べてみたいです!沙都子が開発した栗あんの最中も魅力的です。祖母を見て作りたいと思った沙都子のように、栗きんとんが大好きなほたるちゃんが、和菓子職人になったら嬉しいですね。2026/04/26
Hanna
7
老舗の和菓子屋長月堂で、怪我をした祖母の代わりに奮闘する孫のお話。名物と向き合うひたむきさが胸を打った。2026/06/22
たかぃ
7
大感動ぁぢ(*´꒳`*) ▼岐阜県恵那市の老舗和菓子屋"長月堂"で巻き起こる様々な難題ぉ沙都子ぉ始めとする家族ぐるみで乗り越ぇて未来ぇ向かぅ話。個人的に縁ぁる土地の話だけに感情移入も一入。 ▼ひとっずつの描写に下調べが感じられて、登場人物の人柄もょく練られてぃるから、展開の納得性がすっごく高ぃ。唯一心残りとして、沙都子と匠が結ばれる結末まで見届たかったなぁ(野暮ぃ) ▼こ~れゎ推せる小説だょぉ~(*´꒳`*)b2026/04/18
kanaもん
6
中部地方の栗きんとんは他の地域とは違う。読んでいて栗餡を食べたくなる。和菓子職人の技量が描かれ、夢中になる。一つの味をつないでいくために、いろんな人の思い、迷い、希望が満ちている。未来が見えるラストで良かった。2026/06/16




