内容説明
「ドアを開けると、田中さんが化粧をしていた」を日本手話ではどう表す?
ドアは押す、引く? 化粧は口紅、ファンデーション?
日本語の感覚からすると「どうしてそんなことを考えるんだ」と思える。
しかし、身体動作を使って表す日本手話では、「そんなこと」にも思える具体的な動きを表さないと翻訳ができない!
音や文字を持たず、手と身体の動きで表し、目で見る視覚言語の日本手話。
日本手話を日々学ぶ言語学者が、日本語や英語とも比較しながら、視覚言語だからこその特徴、他の言語との共通性を浮き彫りにする!
・何パターンもある「開ける」の翻訳
・錯覚がコミュニケーションを支える
・日本手話には「ルビ」がある
・炭治郎の独り言は翻訳できるか
・ダジャレづくりが難しい理由
目次
まえがき
1章 無音の日常をのぞく
寄り道日本手話トーク1 日本手話のバリエーション
2章 「大雑把な日本語」と「几帳面な日本手話」
3章 「ないはずのものが見える」からこそ
寄り道日本手話トーク2 「ちょっと」迷いました
4章 人さし指に愛を込めて
5章 ことば遊びで音から文字へ
寄り道日本手話トーク3 聴覚を使って料理をする
6章 見える音、動くルビ
7章 コマ割りの言語学
寄り道日本手話トーク4 語学で大切なこと
8章 日本手話のストーリーを描く
あとがき
参考文献・参考動画
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