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内容説明
日本は中国に対してどのような判断をすべきか。アヘン戦争に始まる「恥辱の記憶」、共産党の継承の方向性、一筋縄ではいかない対米感情、孔子の復権にみる「文化大国」への野心、若者の保守化を促す山寨文化、大媽と農民工が象徴する格差、香港と台湾の強い反発、技政学(テクノ・ポリティクス)の逆襲……。90年代から日本で学び、今も日中両国を行き来する中国人研究者が、今後の中国社会を左右する8つのポイントをよみとく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
21
世界の工場からイノベーションの発信地へ急激にシフトする中国を歴史・政治・文化・社会の8つの鍵から読み解く1冊。習近平政権による権力集中、米国への複雑な心境や思想面でも世界の中心を目指す動き、若者の保守化を促す山寨文化、世代間・地域間・貧富の圧倒的な格差、香港と台湾の強い反発といったポイントから見えてくる、恥辱の記憶と中華文明復興の野心が一貫した原動力となっていること、表面的な経済成長や技術力の裏側にある、複雑な国内事情と対外戦略によって協力と対立が混在する中国との関係を考えていく必要性を改めて感じました。2026/05/06
アヴィ
0
日本にとって歴史的に最も影響を与え続ける国の一つが中国。遣隋使や遣唐使から、現代の共産党一党独裁国家の中国まで、ある時は指導者として、ある時は敵として、そして現代のように悩ましき隣人として。王統を変化させながらも、常に世界の大国であり、現代においては最大の人口を抱え、世界の工場であり、世界中の富が中国に集まっている。既に世界中が無視できない超巨大国家であり、もしかしたら既に覇権を握っているのかもしれない。だが歴史上その覇権を長く維持した国は無い。人口も減少局面に向かう中国の、それからの方が気になる。2026/04/28




