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内容説明
あなたはなぜ割高でも、“実存のドトール”より“演出のスタバ”に行くのか? その秘密はコーヒーの味ではなく、現代資本主義社会という巨大劇場の構造と、そこで踊らされる私たちの欲望にある。砂糖やコーヒーから始まった「贅沢品」を、ダイアモンドの独占供給、エルメスやLVMHのプレミアム戦略、ユニクロやザラのマーケティングから「7つの大罪」を満たすGAFAまでを1本の線で繋げ、世界を回すラグジュアリの本質に迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はっせー
42
本書は経済史・経営史を研究している坂出さんが、贅沢と欲望という目線で歴史を紐解いた内容!「なぜ儲かっているのか」という切り口から見るため、すごく読みやすく、おもしろかった!まず冒頭のはじめにの話からよかった。スターバックスとドトールの比較。値段もそうだが、商品のこだわりなどもしっかりと論じていた。そこで出てきたスタバ税という言葉もなかなか強い。そして序章の小見出しもいい!贅沢は、敵?素敵?これもすごく面白い内容。キリスト教の概念にある七つの大罪を使う。七つの大罪をいま儲かっている会社に当てはめる。2026/04/25
よっち
22
なぜ割高でもドトールよりスタバに行くのか?現代資本主義社会の構造と、そこで踊らされる欲望を解き明かす1冊。オランダ重商主義、イギリス帝国主義、フランスのプチブルジョア文化、アメリカのコカ・コーラ帝国、日本企業のポスト消費戦略など、贅沢品の歴史を紐解きながら「贅沢」がどう資本主義を駆動してきたか、現代のブランド戦略やGAFAの欲望操作まで解説する内容で、ダイアモンドの独占供給、エルメスやLVMHのプレミアム戦略、ユニクロやザラのマーケティングなど、七つの大罪を現代企業に当てはめ解説する視点も面白かったです。2026/06/03
まゆまゆ
9
スタバやコカ・コーラといった世界のブランドの数々がこれまでどう儲けてブランドを確立していったのかについて歴史を紐解いていく内容。人間の怒りやエゴ、嫉妬といった7つの大罪に訴えかけてきたサービスが生き残っている現代。お金持ちに高く売る、というユダヤの商法が今も続いている?のか。ダイヤモンドとペプシコーラの話を興味深く読んだ。2026/06/16
はるき
9
人類の歴史=欲望の歴史。アレが欲しい、こうしたい、ライバルに勝つためには…ets。人間とは実に、業深い生き物である😁2026/05/03
Kooya
2
嗜好品・奢侈品・ファッションの歴史やそれらを扱った企業の経営戦略を論じた本。ただ歴史を語るのではなく、それらが如何にして人々の欲望を刺激し、消費を促したのかということについても解説している。ファッションを「ブランドやスタイルをどう解釈し、自分に組み込むかという知的なゲーム」と喝破したことは、カスタマイズを通じた自分のポイントの高め方を追求する点でムシキングや恐竜キングに通ずる部分があり、非常にイメージしやすい。(コメント欄へ続く)2026/05/13




