文春文庫<br> 首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

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文春文庫
首なし晩餐 スローライフ警視の事件簿

  • 著者名:櫛木理宇【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 文藝春秋(2026/04発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167924973

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内容説明

“殿様修業”の署長就任のはずだった……

キャリア警視の眸巳が兄姉と共に、キャンプや料理を楽しみつつ凄惨な事件に挑む。日常の温かさと捜査の緊迫感が光る物語。

若きキャリア警視・ 佐桐眸巳(さぎりひとみ)は、地元の新崗(にいおか)県に署長として赴任、週末には兄姉と同居生活を送ることに。料理やキャンプなど穏やかなスローライフを楽しむ三人だが、一方で凄惨な連続殺人が街を脅かす。美食が彩る温かな日常と、ほのかな恋愛と、猟奇犯罪の捜査が交鐘する。鬼才・櫛木理宇が贈る新感覚の警察ミステリ、開幕。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

123
読み友さんの高評価も頷ける櫛木理宇さんの別の顔!(笑)『鬼才・櫛木理宇が贈る新感覚の警察ミステリ、開幕。』こんな櫛木さん新鮮で楽しく読んだ。開幕って言うんだから続編あるってことですよね?期待しちゃう。楽しいわコトミ。事件の顛末は・・あいつが無傷っていうのが気に入らない。現状を晒したところで、許さない!許せない!2026/05/08

タイ子

91
櫛木さん、いろんな方向から楽しませてくれるわ。タイトル通りスローライフな警視と彼の兄姉たちがほんわかとさせてくれるんですよ。ただ、事件は首無しの死体とか事件の裏にはエグイ背景があったりして眉を顰めるような部分は櫛木さんが顔を出しますけどね。凄惨な事件の合間に描かれる兄弟たちのスローライフぶり、登場する料理の数々、庁内の推しの話とか顰めた眉も元に戻るという、緩急をうまく使った作品かも。根底にあるのは優しさかな。それは主人公の警視であり、事件の背後にいる犠牲者だったり。猟奇犯罪+ほんわか心情=新・櫛木理宇。2026/04/17

yukaring

75
緩くてほのぼの系だけど事件は凄惨で謎解きは鋭い。この新感覚が楽しい警察ミステリ。東大出のキャリア警視の左桐眸巳、28歳。彼は地元の警察署長に着任するが、腰の低い彼は“お飾り署長”状態に落ち着かず、盗難品の下着の整理や電話魔の応対と部下を手伝う日々。そして休日は兄(科捜研主任)や姉(捜査一課強行犯係)と料理や山菜採り、キャンプを楽しむ。しかし猟奇殺人犯が町を脅かし彼は副署長の迷惑顔も気にせず捜査に参加、そして過去の闇を暴いていく…。スローライフとほのかな恋愛、殺人の捜査。全てが絶妙に絡み合うユニークな1冊。2026/05/24

ごみごみ

57
おっ!なんだか新鮮。いつもの櫛木ワールドじゃない!?プロローグでいきなり首なし死体が、という猟奇的犯罪で幕が開けるところは櫛木さんらしい。そこから対極とも言えるスローライフを満喫する兄姉弟。そのバランスが見事で違和感なく話は進む。兄姉に溺愛されているキャリア警視・眸巳の特殊能力&キャラも面白い。とにかく美味しそうな料理の数々、ピュアな恋愛要素まで盛り込まれていて・・こんな櫛木さんもいいね。シリーズ化して欲しい!2026/04/23

さっちゃん

54
東大卒キャリア警視でカメラアイの水和警察署長・佐桐眸巳、その母違いの姉で県警本部捜査一課・八島那青、那青の父違いの兄で科捜研・荻清臣の異父母きょうだい3人は同居してスローライフを満喫。しかし首なし死体など事件は次々と起こり…。/4話の連作短編集。美味しそうな料理の数々にヨダレが出そうになる。もちろん捜査がメインで事件は凄惨なのだけど、清臣の料理と仲間がいい人だらけなので肩の力を抜いて安心して楽しめる。眸巳の誠実さや優しさもじんわりと沁みる。ぜひ清臣や那青にスポットを当てた話も読みたい。シリーズ化希望!2026/06/14

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