内容説明
“殿様修業”の署長就任のはずだった……
キャリア警視の眸巳が兄姉と共に、キャンプや料理を楽しみつつ凄惨な事件に挑む。日常の温かさと捜査の緊迫感が光る物語。
若きキャリア警視・ 佐桐眸巳(さぎりひとみ)は、地元の新崗(にいおか)県に署長として赴任、週末には兄姉と同居生活を送ることに。料理やキャンプなど穏やかなスローライフを楽しむ三人だが、一方で凄惨な連続殺人が街を脅かす。美食が彩る温かな日常と、ほのかな恋愛と、猟奇犯罪の捜査が交鐘する。鬼才・櫛木理宇が贈る新感覚の警察ミステリ、開幕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
21
新崗県水和署長として赴任してきたキャリア警視の佐桐眸巳。母違いの姉・八島那青、彼女の父違いの兄・荻清臣と凄惨な事件に挑む警察小説。東大卒警察庁キャリア組の眸巳が水和署長に赴任早々、湖で発見された女性の首なし遺体。さらには繁華街で刺殺事件、下着泥棒や会社員が夜道で襲われ、第二の首なし遺体が発見される展開で、仲の良い兄姉との美味しそうな食事や、推しの高良小紅の存在も効いていましたが、おっとりとした性格ながら常人離れした記憶力と明晰な頭脳を持つ眸巳が見出した意外な犯人のおぞましい心理にはぞくぞくさせられました。2026/04/08
his
5
櫛木理宇がスローライフで温かい料理に首なし事件だと?何だそれはと思わず予約。ライトミステリの新たな名シリーズになりそうですね!ぽんやりしてる主人公に、美男美女の兄姉。どうして腹違い父違いで一緒に暮らしてるのかは、是非シリーズ化して語っていただきたい。美味しい料理を食べながら、ほのぼの兄姉弟水入らずでお酒を飲み、首なし死体の進捗を話す。笑 そこに高良さんとのほんのりラブもあり、なかなか良い塩梅でした。プロローグに対して、エピローグそれ?感はあったけど、概ねハナマル!ライトミステリ、キャラクタ小説として良作。2026/04/07
透矢
2
題名とは裏腹に読みやすいお話だった。話の本筋はすごく凄惨で暗いのだけど、登場人物の明るさのお陰でカラリとしていて、最後も救いがあって(被害者には救いがなさ過ぎて辛いけど)、面白かった。2026/04/11
himanaka
0
櫛木氏はリアルで凄惨な描写が多いけれど、依存症シリーズを代表として心の闇に真正面から向き合っていくものと、ホーンテッド・キャンパスを代表とする登場人物のほんわかさで凄惨さを中和するものに大別されることが多い。本作は後者。署長と推しの関係性の変化がこれから楽しみ。2026/04/12
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