映画の閾穴

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映画の閾穴

  • 著者名:西田博至【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 書肆侃侃房(2026/04発売)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784863857131

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内容説明

佐々木敦(批評家)、佐藤亜紀(作家)激賞!映画批評の新たな金字塔。書き下ろしとして渾身の大島渚『愛のコリーダ』論を収録。

涸れ果てたニッポンの映画批評の荒野に、ひとりの「遅れてきた青年」がやってきた。獰猛な教養としなやかな知性が、映画を論じるには映画を大量に観てさえいれば良いという固定観念を、鮮やかに突き破る。批評家とは何をする者か、ここに答えがある。────佐々木敦(批評家)

映るものを凝視すること。聞こえる音に耳を澄ますこと。それを徹底した上に意外なものと引き合わせて見たこともない光景に書き換えること。批評がいつもこのようであったなら、どんなに幸せなことだろう。────佐藤亜紀(作家)

◎論じられる映画監督
スティーヴン・スピルバーグ、クエンティン・タランティーノ、デイヴィッド・フィンチャー、ソフィア・コッポラ、テレンス・マリック、ドゥニ・ヴィルヌーヴ、ジェシカ・ハウスナー、ジョナサン・グレイザー、ライナー・サルネ、勅使河原宏、ジャン=リュック・ゴダール、大島渚

【著者】
西田博至
1976年大阪生まれ。批評家。大谷大学文学部哲学科卒業。一般企業に就職後、「批評家養成ギブス」第一期に参加。同期生たちと批評誌『アラザル』を創刊。『アラザル』同人。『キネマ旬報』『ユリイカ』『美術手帖』などで映画や文学、美術や音楽についての批評文を執筆している。写真も撮る。

目次

映画の閾穴
Ⅰ エリス島からの脱出 スティーヴン・スピルバーグとテレンス・マリック
テレンス・マリックがバンジー・ジャンプする
スピルバーグの戦争と肯定の炎
ベルリン・アレクサンダー広場のマーク・ロスコ
Ⅱ フィリップ・ジョンソンのレンガの家のホームシアター
デイヴィッド・フィンチャーの明るすぎる部屋
マーヴィン・ナッシュの耳なしファントム・ダンスホール クエンティン・タランティーノ論
遅刻の黙示録 ソフィア・コッポラ論
壁の中の最後のダンス ドゥニ・ヴィルヌーヴ論
不稔性のつんのめり ジェシカ・ハウスナー論
アレックス・ガーランド 閉ざされた城の中で語る英吉利人
嘔吐と調律 ジョナサン・グレイザー論
まん丸で出口のないメロドラマ ライナー・サルネ『ノベンバー』
利休の千の首 勅使河原宏論

Ⅲ 便りなき友よ映画よ ジャン=リュック・ゴダール論
鏡の国から帰ってきたスパイ
めざめよと、われらに呼ばわるオプティカルな声ら

Ⅳ 映画の門あるいは穴
大島渚1976

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

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映画が観たくなる評論集だった。取り上げられている映画監督の作品を全部観ていないのでよくわからんところもぶっちゃけあったんだけれども、文章が上手いので知らないなりに読めてしまうのが凄いなと思った。もっと映画を観てからまた読み返したいと思ったし、この批評を読んでもっと映画観ないとなぁ……と反省をしたいい批評本だった。2026/02/12

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