内容説明
人生の宝物にしたい1冊!!
未来が見える少女の、絆と成長の物語。
「わたしは、生まれてきて、生きてきて。……よかったのね」
人生には小さな奇跡が、きっと、星の数ほど。
さあ、数奇な人生を走り抜け!
受け取った愛を、次の誰かへと繋ぎながら――
中学生の山村真菜にはときどき、少し先の未来が見えてしまう。
この不思議な力を授かったせいで、それからというもの、彼女の人生には常にかすかな喪失の予感がつきまとった。
実母とのすれ違い、親友との別離、恋人からの逃避……
様々な葛藤と哀しみが交錯する日々の果て、最後に手にした自分史上最高に大切な「奇跡」とは!?
――感涙必至の人生讃歌!!
加藤 元が贈る《奇跡》と《癒し》の物語。
本当の幸せに気づかせてくれる、心温まるヒューマンファンタジーの傑作
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
小鳥
3
少し先の未来が見えてしまう女性が主人公のファンタジー小説。心が温かくなり、切なくもなる。 根っからの悪い人が出てこないのがよかった。 人と人の出会いはご縁なんだろうなと感じる素敵な物語でした。そして、自分の人生を丁寧に歩みたいと思う。 関西弁の色んなところで出くるキャラがいい味出してる〜。ただ、文庫本としては値段が高いような気がする。2026/05/05
読書家さん#初代gKP5Xz
3
少し先の未来が見えてしまう女性の話。未来が見えたってどうしても生活は続いていくし、諦めのような悟りを開いたような気持ちがとても切なかった。人は変われど、みんなそばにいてくれる人がいて、見守ってくれることで成長していくのだと思った。なんとなく“ひぐらしの泣く頃に”を思い出す作品だった。2026/04/22
いなこ
1
少し先の未来が見える中学生の人生の数奇な巡り合わせ。その果てには…。出たし、登場人物やらこれはファンタジー的な⁈自分では思いもよらないことが起き、思いもよらない人が側にいて、現実に近くにいた人の気持ちは案外わからず、最後に気づいたら、どこかで、何かが繋がっている?いく?ということなのかな。それが幸福のバトン。2026/05/21
みろ
1
主人公と年代、現実と死後の世界が、途中から曖昧になって不思議な感覚になった。主人公のお母さんの本音が聞いてみたいと思っていたが、一人称で聞けるとは思わなかった。聞いた上で、お母さん、やっぱり身勝手でナシだな。バトンは渡されたのだろうか。それぞれの事情はあったのだろうが、やはり主人公を複雑な環境に置いて過度にいい子にしたのは親たちの責任で、充分に養育できない、愛せないなら何で産んだのと思ってしまった。主人公がいま幸せでよかった。2026/04/12




