文春文庫<br> それは誠

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文春文庫
それは誠

  • 著者名:乗代雄介【著】
  • 価格 ¥790(本体¥719)
  • 文藝春秋(2026/04発売)
  • たんぽぽ揺れる!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/12)
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  • ISBN:9784167925000

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内容説明

きらめきに満ちた、高校生の一日限りの冒険

第40回織田作之助賞、第74回芸術選奨文部科学大臣賞をW受賞!!
青春小説の新たな名作にして、第169回芥川賞候補作。

修学旅行で東京を訪れることになった高校二年生の「僕」、佐田誠。
誠は、スクールカースト上位の大日向やクラスの人気者の小川楓から、いつも余りものになってしまう男子たちまで、奇妙な七人がそろった「三班」の一員となった。
東京修学旅行では、このメンバーと二日目の自由行動をともにすることになる。
皆が東京で行きたい観光地の名を提案し合うなか、誠にはどうしても行きたい場所があった。
それは生き別れになった、大好きなおじさんの住むところ。
彼らは自由行動の一日を使って、先生たちにも秘密の小さな冒険に出ることに。
道中のきらめく景色とささやかな会話が、やがて誠たちのかけがえのない一日に満ちてゆく。
高校生たちの生の輝きを捉え多くの人々の胸を揺さぶった、青春小説の傑作。

【絶賛の声、続々】

あやうく落涙するところでしたよ。
――川上弘美さん(作家・芥川賞選評より)

胸がじんじんして、家の中を歩き回ってしまった。
――堂園昌彦さん(歌人)

数多ある青春小説の名作と並べてもまったく見劣りしない。
――吉田修一さん(作家・芥川賞選評より)

小説を読む喜びが、ことばにも、ことばのすきまにも、詰まっている。
――いしいしんじさん(作家)

傑作。衝き動かされ、日野市へ行ってしまった。この小説と自分の肉体を、つなげたいと思った。
――古川日出男さん(作家)

魅了されている。誠たちの生きる世界のめくるめく目映さに。
――大塚真祐子さん(文筆家・元書店員)

単行本 2023年6月 文藝春秋刊
文庫版 2026年4月 文春文庫刊 
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ツバサ

10
とても愛おしくて、救われました。特別な作品でした。主人公の誠は一体何を企んでいるのだろうか。腹のうちを探りながら読み進めたけど青春小説として優れていた。思わずこの一行に混じりたいと思う眩しい関係性が見えました。最後に明かされた誠の本心には泣きそうな気持ちになりました。読み終えた後はサザンのとある曲を聴きましたよ。文庫収録の執筆の思いを綴っているのも良いです。2026/04/09

てとら

1
オビに川上弘美さんが「あやうく落涙するところでしたよ」と書くように電車内であやうく落涙しそうになったけど、あやうく止まる。そんな寸止めな気持ちの混ざり合いがページに溢れてる。 乗代雄介さん、芥川賞取れないよなータイミング? それも、作家さんの物語のひとつになるよなー、 わたくしは、応援していきたいです。(読んでいきたいです)2026/04/10

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